伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

自分の選択に負けないぞ

2010-02-16 11:12:18 | Weblog
読者からの、棟方志功(むなかたしこう、1903年生。板画芸術家、世界的巨匠)の発言。
「ボクは、自分が青森なのだ~」の巻。

「ただ、故郷(くに)があって自分があるってな感じがします。
でも、いつも ここにもあそこにもオレがある というような気がします。 僕の体がね、青森を連れてきて、僕の体の中の納まる墓があると思ってますな。 ですから、青森も棟方もけじめがつかないところに、こうなってるような気がしますね。
まあ、僕がそんなこと言ったら【青森】におこられるかもしれませんけども、青森は僕ですね。場所じゃない、故郷じゃないものですね。だから僕は“青森の化け物”ですよ、アハハハ。」

感想:
青森の大自然の精霊が、人と言う肉体をまとって現世に遊びに来た内容です。
人間の誕生には、地の産神(うぶすなかみ)と、旅する魂の「結び」と「合体」が不可欠です。私たちも全員が、この様にして生まれて来ました。棟方の話からも、産土神とは自分自身だから、祭るべきは今住んで世話になっている氏神が大切だと言う事が良く分かります。
棟方の場合は、自分と言う自我が普通人よりも既に薄まり、1つの地方の意識が活動をしたのです。現代でも、自分と言う枠(わく)の中で、人々はそれぞれ悩み苦しんでいます。

しかし、本当は「自分と言う枠」は、幻想なのです。本当は、生まれた地域の精霊であり、更には日本の国土の精霊であり、更に・・・地球と言う生命体が自分であり、更に宇宙そのものが自分だったと言うのが答えです。
しか~し、苦しい事は苦しい現実が私たちに在ります。
自分が宇宙そのものだと聞かされたところで、空いた腹は収まりません。
ここで、逆転の発想があります。
宇宙でも神でも良いですが、大いなる存在(自分)が、自分(自我)と言う「狭い枠」をあえて選択して体験しに来たとは思えないでしょうか?しかも期限付きのタイムサービス(寿命)の間だけ、不自由を楽しみに来たのです。
だから、わざわざ狭い枠にハマリに来ているのですから、無理に世界は1つだと信じようとか、有料の相談会やセミナーに行く必要はありません。

そんな暇とお金が有るならば、美味しい物を食べたりとか、読書やDVD映画などを見た方が良いです。自分の自由な時間に慣れた自宅で見る物は、自分のオリジナル磁気の中で冷静に見れますので自分固有の判断ができます。有料先生と面会して受ける霊的垢の被爆量とは比較に成りません。
スピ系セミナー会場には、主催者の背後存在の垢磁気が霧の様に立ち込めているものです。これが会場全体をトランス状態にさせます。
以前、読者からのメールには、ある先生の講演会を客席の後方から全体を写した写真がありました。そこには大きく口を開けた無数のキバを持つ得体の知れない存在が白い霧状で写っていました。最後には主催者も食われる事でしょう。

棟方志功にも、貧困と人生の辛酸がたくさん在りました。幼少期のひどいイジメや視力の障害もありました。人生の後半にやっと好きな事が出来ただけです。
どんなに精神性が高くても、人生の限定期間には色々と苦労が在るのです。逆に言えば、大きな魂だからこそ困難な人生を自分で選択しているものなのです。
今が苦しい人も大丈夫です。
逆に、その期限付きの「枠」を受け入れた中で、楽しみを見つけましょう。
苦しい中でも、感謝の気持ちと楽しむことを忘れなければ、その人は自分が産まれる前に自分でした選択に負けなかったのです。一つの山を登り切った事に成ります。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。

コメント (543)
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