統一医療がカギ

私が小学生の頃、母親が知り合いから聞いた話ですが、ラーメン屋の親父さんで占術の大家が居ると伝え聞きました。四柱推命と霊感を自己流に合わせて、とにかく当たるので評判だったそうです。
母親は特に悩みは無かったのですが、子供たちの将来を見てもらうために行きました。
子供の私を占った店主は、私が中年以降に人を癒して治療する才能を天から強く授けられるので、医師か整体師に成った方が良いと言われました。私の前に立つだけで、どんな難病も治療されてしまうほどの力だから、絶対に人様を治療する職業が良いとのことでした。
この話が印象に残った親は、私が医師に成る事を望みました。そして年月が経過して、私は関西の私学の医学部を受験したのです。３教科には自信が有ったので受かりましたが、その時の入学金が１５００万円でした。国立は最初から無理だと分かっていました。この時、他の大学の理系にも受かっていたので悩みました。

この選択の時に、改めて医師という職業について考えて見ました。
親戚に外科の開業医がいますので、その生活ぶりを考えました。まあ、大変な職業です。夜中の急患の呼び出し、因縁を付けるヤクザ、１０人もスタッフを抱えていますと、経費を含めて色々な気苦労もあるようでした。
まず旅行などには行けません。結局は自宅と病院の間を往復する生活で、唯一の楽しみが美食と酒の生活です。医師が成人病に成っていました。
結局、自分の生活スタイルを自由にしたい私は、理系の大学を選択したのでした。
現代のハイリスク・ローリターンで、一日の大半を拘束される医師に私が成っていれば、このブログも無かったでしょう。今では、自分の選択に感謝しています。

問題は、これからの医療の在り方です。
医師から逃げた私が言うのは変ですが、やはり医療は大切です。神様からの意思を受けて、発見と発展が日々されています。
ただ、この近代５０年間の医療のやり方に、行き詰まり感と限界を感じている医師が多いと思います。
結局は、命の不思議、心の問題に行き着くからです。
現代科学も、物理や数学、化学の枠を飛び越えた統一理論が叫ばれていますが、医療もまったく本質は同じです。
誕生・治療・安らかな死・心の救済と、無宗教の「良い考え方」を含めた統一的な医療が必要な時代が来ています。
この万人に通じる「良い考え方」と治療を結べば、治療の次のステージが起こると感じます。
ただ、心の問題となりますと、依存させる集金宗教が幅を利かせている社会では、表面に出すのはまだまだ難しい現状です。

まず物理的な第一歩としては、病院での蒸留水の飲料の普及を提案したいです。どんな良い薬を摂取しても、悪い水では効果が出ません。
人間＝水分＝H2O=スイソとサンソ＝スサノオの働きです。
大祝詞（おおはらえのこと葉）には、その後半に水と海水粗塩がすべての毒素を消して再生する予言がされています。
実は、伊勢神宮の自家製の粗塩は、五十鈴川の川水と海水が混ざる地点からの摂取に、途中からわざわざ変更されています。昔は、海からの摂取だったのです。
川水と海水の混合に、特殊な作用が在るのです。これは、人体にも言えるのです。

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