伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

今生も、初体験です。

2010-07-21 10:26:50 | Weblog
外国からの旅行者に対して、日本の良いと思った点を聞きますと、従業員の丁寧なサービスの良さを挙げるそうです。
新幹線に乗って一番感心する事は、販売員が車両の連結部の客から見えにくい所で、ドアを開ける前に頭を下げてから開ける所作に感動したと言うのがありました。ドアを開けてからも再度、深々とお辞儀をしています。
外国では、見えない所で頭を下げてもムダだと思うのでしょう。見せてこそ価値があると思うのかも知れません。
しかし、この見えない所にも配慮して来たのが、今ままでの日本の文化であり、日本製品が世界で断トツに売れた秘密だと思います。つまり、一見は隠れている、「思いやりの固まり」が日本製品であり文化だったのです。

見えない部分の仕事へのこだわりと言えば、日本昔話に出てくる江戸期の伝説の大工、左甚五郎(ひだりじんごろう)がいます。
家の大黒柱の先端が、屋根を支えるケタの丸太に接合して、隠れるホゾの穴を開けるのに、甚五郎は丸一日を掛けていました。同僚がいったい何をしているのかとホゾ穴を覗きますと、穴の底には見事な大黒様が立体的に彫ってありました。その家は、新築後に非常に栄えたなどの伝説が色々とあります。
甚五郎が刻んだとされる日光東照宮の眠り猫などは、夜な夜な歩いたなどとも言われています。ただ、日本全国に左甚五郎の作品とされる神社仏閣や彫刻があまりにも多いので、名前だけが利用されたと感じます。

現代社会では時間幾らで働いていますので、甚五郎の真似をすれば首になるのが落ちです。
ただ、見えない部分への気配りや思いやりを忘れては生けませんね。
気配りは、どれだけ配ってもタダで出来ますから、けちらない事が大切です。
無料の気配りをすれば、価値のある形で帰って来る法則があります
近所への気配りが、ダイコンに化けて夕食に出てくる場合もあるでしょう。
先祖供養や神様への感謝も、一見は合理的ではありませんが、物理学のエネルギー保存法則(閉じた宇宙の中でのエネルギーの総量は、一定である)から考えても、「自分がした事は、形を変えてでも残り戻る」のが真理です。

要は、どんな苦しみも悲しみも、楽しみもムダでは無いのです。
必ず良い方に活かす事が出来るのです。その経験の良し悪しの采配を決めているのは、自分自身なのです。
経験を活かさずに、腐らせては生けません。
私たちは、経験する為にワザワザ生まれて来たのです。経験を嫌がるのは、本当に勿体無いことです。
どんな経験も活かして輝かせる調味料が、生かして頂いて ありがとう御座位ます、の精神です。
経験する事を、恐れないで頑張りましょう。


生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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