経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】  紫外線が教える経営 ファイバーの日に思う 518

2024-05-18 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言05月

 

  【経営コンサルタントの独り言】 【一口情報】 紫外線が教える経営 ファイバーの日に思う 518

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 ファイバーの日に思う 518

 光ファイバーのおかげで、私達はインターネットを高速に利用できるようになりました。
 私がパソコン通信を始めた頃は、「クンロク」といわれ、9600bpsという、今では考えられないような遅い伝送速度でした。
 もちろん、画像を送ろうと思うと相当なる時間と費用を気にしなければなりませんでした。
 昨今のようにつなぎっぱなし等というのは信じられない時代で、10円で何秒という従量制課金でした。

 5月18日は、ファイバーの日ですが、ファイバーはファイバーでも「食物繊維」のファイバーです。
 私が子供の頃は、食糧難の時代でもあり、栄養素といいますとタンパク質、脂肪、炭水化物ということは教えられても食物繊維の重要性は教えられませんでした。
 食物繊維というのは、私達が持つ消化酵素によって消化されない食べ物のことです。
 昨今では、炭水化物の取り過ぎが話題になっていますが、私が子供の頃は、食物繊維ばかりの食事というとオーバーですが、タンパク質や脂肪不足を啓蒙されました。
 ましてや消化されない食物繊維などの重要性は学者でもあまり考えていなかったのかもしれません。
 世の中の進歩により、かつては推奨されたことが、時代の流れとともに変化してゆきます。
 時には、過去の知識や経験が徒(あだ)になることもありますので、注意するようにしています。
 

【一口情報】 紫外線が教える経営
 
 テレビを見ていたら、紫外線対策の間違いについて解説していました。紫外線は、光のスペクトルにおいて紫色の外側にあることからこの名前がつけられたことはよく知られています。いろいろな化学的な作用が大きいので「化学線」とも呼ばれます。
 紫外線は、真夏の問題であって、いまの季節はあまり心配ないと考えている人が多いようです。
 対策を充分に図らないと皮膚や目への影響はよく知られています。免疫系へ急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能あるようです。なぜ、紫外線がこのように人間にとって好ましくない作用をするのかというと、たんぱく質を変性させることに起因するそうです。皮膚に紫外線が照射されるとコラーゲン繊維を痛め、皮膚の加齢化を促進させてしまいます。
 3月頃から徐々に紫外線が増え、4月には警戒量に達し、5月は真夏には及ばないまでも充分な予防策を講じないと夏と同じようなダメージを受けてしまいます。梅雨明けをピークに9月、近年は10月まで警戒期間が広がっているとも言われています。
 「にっぱち」といって2月と8月は景気が落ち込むと言うことがよく言われます。このように季節によって同じような形で変動するのが、企業経営でも窺えます。例えば、売上高を月別集計するとほぼ例年一定のパターンになります。これを「季節指数」とか「季節変動指数」と言います。
 売上計画など、年度計画を立案するときに季節指数を導入すると月次売上計画に対する達成率を合理的にはかることができ、営業パーソンの管理に利用することができます。(利用方法は当ブログのマーケティング講座で取り上げ予定)
 紫外線も季節指数を持っています。この際、紫外線の教えを受けて、自社の季節変動指数の観点で見直しをしてはどうでしょうか。
 これがくせ者で、特に眼にとってはUVBが悪いそうです。白内障になることがよく言われますが、そのほかにも雪山ではサングラスがつきものと言われるように「雪眼」と山男仲間でいわれる雪眼炎は急性作用があるだけに怖いです。

 ガラスは、紫外線をあまり通さないことがよく知られています。サングラスは、さらに特殊材料をコーティングするなどしてUVカットを行っています。石英ガラスは、それそのものがUVカットになりますが、プラスチックのサングラスや窓ガラスは、フッ素化合物を使ったコーティングやフィルムを使ったりします。

 昔は、偏光サングラスでUVカットをしていましたが、不便がありました。昔のデジタルカメラというのは、ファインダー部分にいまのように液晶を使っておらず、小型のブラウン管が使われていました。そのために、縦フレームで撮影しようとしますと、走査線方向と直角になると画像が全然見えなくなってしまいます。縦フレームで写真を撮るときには、一々サングラスをはずさないととれないという煩わしさがありました。

 また紫外線は、反射光にも含まれるので正面からの光だけではなく下や斜めからの反射光にも気をつけなければなりません。紫外線を使った利用機器を使うときや雪山などでは、ゴーグル状の眼鏡をかけるのはこのためです。

 以前、当ブログでも書きましたが、サングラスの色の濃さも誤解をしている人が結構います。色が濃いサングラスをかけると瞳孔が開いてしまい、かえって紫外線を取り込む量が増えてしまうからです。ちなみに色はグリーン系よりは黄色系の方が目には良いそうです。

 何ごとにも欠点があるということを経営上でも知っておくべきです。濃すぎるサングラスは、過保護の欠陥があります。厳しく鍛えることにより人は育つとも言われます。

 とはいえ、「過ぎたるは及ばざるがごとし」という格言を忘れてはいけませんね。

 

 紫外線について、「季節指数」と「色」について書いて来ましたが、この辺のことは私でも知っていることです。賢明なる読者の皆さんも「今更ブログに書くほどのことでもなかろう」と思われた方が多いと思います。
 実は、今日書くことは、テレビで紫外線の番組を見るまでは私は知りませんでした。
 「着る物と色」による紫外線対策です。中東で女性が黒い色のチャドルを身にまとうことはよく知られています。なぜ砂漠の暑い地域で黒色のチャドルを纏うかというと、紫外線対策効果があるからと思い込んでいました。
 確かに黒色は光を吸収します。光の中に紫外線も含まれるそうですから黒色の衣服を着ることは効果があるはずです。しかし、紫外線対策としての効果は、色や模様ではなく、「織り密度」(多分厚みも影響)にあるのです。黒色の目の粗い、薄い物を羽織っただけでは、充分な紫外線対策とはいえません。
 すなわち、織り密度が高いと、白色であっても良いわけです。もちろん白より黒の方が紫外線を吸収する分、メリットがありますが、熱を吸収するというマイナス面もあります。
 「そんなの常識だろう」という言葉を吐く人を時々見かけますし、自分も意識をしないで発しているかも知れません。しかし、「常識」といわれることが正しいとは限らないのです。
 「永田町の常識は、世間の非常識」と言いますが、「わが社の常識は世間の非常識」かも知れません。第三者の眼で、健康診断をしてもらうことをお薦めします。(最後は、手前味噌になってしまいました)

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】1-7 槐門棘路 人の上に立つ心構え ~ 三公九卿のような高位・高官 ~

2024-05-18 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】1-7 槐門棘路    人の上に立つ心構え ~ 三公九卿のような高位・高官 ~  

 

 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

■1-7  槐門棘路    人の上に立つ心構え
     ~ 三公九卿のような高位・高官 ~


「槐門棘路(かいもんきょくろ)」の「槐」は「えんじゅ」という木を指し、古名は「えにす」です。広辞苑には下記のように説明があります。
【広辞苑】 槐
 (ヱニスの転)マメ科の落葉高木。中国原産。幹の高さ約10~15メートル。樹皮は淡黒褐色で割れ目がある。夏に黄白色の蝶形花をつけ、のち連珠状の莢(さや)を生ずる。街路樹に植え、材は建築・器具用。花の黄色色素はルチンで高血圧の薬。また乾燥して止血薬とし、果実は痔薬。黄藤。槐樹。「槐の花」の季語は夏。


 「槐門」は大臣の別称のことです。「棘」は、「刺(とげ)」と同じ意味で「いばら」を指します。これを「おどろ」とも読みます。広辞苑では、「草木の乱れ茂ること。また、その場所。髪などの乱れたさま」とあります。「棘々(おどろおどろ)しい様」などと、怖いほど乱れた様子を表現するときに用います。
「棘路」は音読みでは「きょくろ」で、「おどろ‐の‐みち【棘路】」と読みます。
【広辞苑】
(1)草木の乱れ茂っている道。
(2)公卿(くぎょう)の異称。「九棘」よりでた語
「槐門棘路(かいもんきょくろ)」とは、大臣などを指す「三公」と「九卿(きゅうけい)」への道は、棘(いばら)の道のごとく厳しいということから、「三公と九卿」という位やそれに準じるような位の高い人を指します。このことから「槐門棘路」は、「国政などを預かる最高幹部のこと」を指すようになりました。(四字熟語辞典)
「槐門棘路」の二文字をとって、「槐棘(かいきょく)」と略して言うこともあります。歴史的に見ますと、周代、朝廷に三槐を植えて三公の座位を示し、九棘を植えて九卿の座位を示したと言います。そのことから「三公九卿の位。公卿」を指すようになりました。
 ある団体が、停滞時期の底を迎えた時に、役員達は「拱手傍観(きょうしゅぼうかん)」「袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)」、「手をこまねいてなにもしない」、ただ傍観するだけでした。何ら手を打とうとしないトップ達に満足できないある人が担ぎ出されて、新しいトップが誕生しました。新体制の基で、大なたを振るい、活性化が進みました。その時に、私は「槐門棘路」という言葉を思い出しました。国政、この場合は、ある法人団体の最高幹部は、上に立つ人の力量で大きく変化するものであることを実感したのです。
 私はおばあちゃん子で、祖母から色々と学びました。他所でも紹介しましたが、「稔るほど、頭を垂れる稲穂かな」もその一つとして教えられました。小学校高学年だったと思いますが「槐門棘路」という言葉を併せて覚えるように言われたのです。何かの呪文かお経のように一所懸命覚えました。当然その時には詳しい意味はわかりませんでした。
 祖母は中学二年の時に急逝してしまいました。後に学校や社会人になってから、私が色々な場面で大役を仰せつかったときに、この言葉を反芻したことを覚えています。そしてその大役を仰せつかったことは、自分自身を見直す良い機会となってきました。トップは、「座右之銘(ざゆうのめい)」を鏡とし、自分自身を常にその鏡に映して反省をする必要があることを認識しました。
 因みに「座右」は「座っている自分の右」ということから「身辺、身の回り」を指します。すなわち、「座右に置いて毎日のいましめとする格言(広辞苑)」のことで「座右銘」ともいいます。
 企業トップの心構えと言うことでは、いろいろなことが言えるかもしれませんが、その一つとして「君子三楽(くんしさんらく)」という四字熟語が挙げられます。
 「君子三楽」は孟子の言葉です。「君子」は、教養もあり、徳を持つ人格者のことです。「三楽」は、3つの楽しみですから、「君子の三つの楽しみ」と解すことができます。
 孟子の言う3つの楽しみとはなんでしょうか?
「父母倶(とも)に存し、兄弟故(こ)無きは一の楽しみなり」が最初に出てきます。両親が健康で過ごしていて、兄弟が元気に暮らしていることです。「故」は「故人」とか「物故(死亡)」というように使われ、「故」は、色々な意味がありますが、ここでは広辞苑の下記2)に相当します。
1)[易経(雑卦)「革は故(ふる)きを去る也」]古いものごと。
2)死ぬこと。また、すでに死んだ人をよぶ場合に冠する語。源氏物語(桐壺)「―大納言今はとなるまで」
 第二の楽しみは、「仰いで天に愧(は)じず、俯(ふ)して人に乍(は)じざるは二の楽しみなり」です。「その行いが、地上を見下ろし、何もかも知っている”天”に対しても恥じることもなく、下から見上げる「地」から見ても、やましいことをしていない。したがって、堂々と人生を生きていけるので、これほどの楽しみはない」と云うことを言っています。
 第三は、「天下の英才を得て之(これ)を教育するは三の楽しみなり」で、特別な説明を要しないと思います。世の中の英才を相手にして、彼らを育てることを孟子は第三の楽しみとしています。
「君子三楽」からは大きく脱線してしまいますが、「壺中之天(こちゅうのてん)」という四字熟語が後漢書にでてきます。ユートピアのことを指しますが、俗世から離れた別天地ということから、酒を飲んで俗世の憂さを忘れるという意味でも使われます。
 中国後漢時代のことです。薬売りの老人がいました。昼間はせっせと薬を売るのですが、帰宅すると壺の中に入っていきました。壺の中には、宮殿があり、ごちそうやお酒がテーブルにいっぱい置かれていたそうです。お酒のみには、よだれが垂れるような四字熟語ですね。
 しかし、努々喜んでばかりはいられません。「荘周之夢(そうしゅうのゆめ)」とも「胡蝶之夢(こちょうのゆめ)」とも言います。夢と現実がはかないこと、人生のはかなさを言う四字熟語ですが、壺中之天で、舞い上がっていますと、荘周之夢になりかねません。
 荘子(斉物論)にでて来るのですが「荘子が夢で胡蝶になって楽しみ、自分と蝶との区別を忘れたという故事から)現実と夢の区別がつかないこと。自他を分かたぬ境地。また、人生のはかなさにたとえる。蝶夢。(広辞苑第六版)」という説明でこの四字熟語が良く理解できますし、心しなければなりませんね。因みに「荘周」は道教の始祖の一人とされる思想家の荘子の別名です。
 喜びという点では「一喜一憂(いっきいちゆう)」があります。「ちょっとした状況変化に喜んでみたり、悲しんでみたりと周囲の状況変化に振り回される」ことをいいます。
 また、「歓天喜地(かんてんきち)」も思い浮かべます。「天に歓(よろこ)び、地に喜ぶ」ということからも想像できますように「大変な喜び」を表します。同様に「欣喜雀躍(きんきじゃくやく」は、「雀が踊るように欣喜(大喜び)する」、「狂喜乱舞(きょうきらんぶ)」も「狂って乱舞するほどの喜び」という同じような意味の四字熟語です。そのようなときには、人間の顔は「喜色満面(きしょくまんめん)」、すなわち「顔全体に喜びが溢れ隠せない」ことを意味します。
 多少意味は異なりますが「得意満面(とくいまんめん)」という四字熟語もあります。また「有頂天外(うちょうてんがい)」という四字熟語があります。「有頂天になる」という言葉がありますが、有頂天外は、その外側にあるという、喜びのあまり我を忘れてしまうことです。「有頂天」とは、仏教では「三界(さんがい)の最上位の天」ということですので、そこまで上り詰めたような大きな喜びを指します。
 人の上に立つ者としては、有頂天外の喜びが日々続くようですと、それこそ有頂天外ですね。
「顔」ということでは「鬼面仏心(きめんぶっしん)」という四字熟語があります。「見た目には鬼の顔のように怖いのですが、心の優しい」という意味です。その逆が「人面獣心(じんめんじゅうしん)」です。「人の顔をした獣」、こわいですね。
 
 
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月17日 「東京駅」という駅名はどのように決まったか

2024-05-18 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月17日 「東京駅」という駅名はどのように決まったか

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月17日(金)

 アメリカでは、5月を「アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月」としています。

 ロスアンゼルス市議会は、大谷翔平選手の背番号と同じ17日を「ショウヘイ・オオタニ・デー」として記念の日に制定したと宣言しました。

 私が在住していた1970年代前半は、まだまだ人種偏見がありましたが、当時と比べますと大きな社会的な意識変化です。

 と、いいますより、いかに大谷選手が素晴らしいプレーヤーであるかということですね。

 大谷選手以外にも多くの日本人プレーヤーが活躍していて、なにか、誇らしげに感じるのは私だけでしょうか。

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

コーヒー

■ 「東京駅」という駅名が決まった日
 東京・丸の内に建設中であった、「中央停車場」の建物に、1914年12月5日、正式名称が付けられました。「東京駅」という駅名の誕生です。
 東京駅を設計したのは、日本の近代建築を代表する建築家・辰野金吾です。建物正面は約335メートルの鉄骨レンガ造りです。東京タワーが、333メートルの高さがありますので、ほぼ、東京タワーを横に寝かせたくらいの横幅を持っている、当時の日本としては、驚くべき大きさの建物といえます。
 南北に八角屋根をしたドームを持っています。外観は、オランダのアムステルダム駅に酷似していますので、辰野は、アムステルダムに行ったか、その写真をみたかしたのでしょう。
 東京駅には、東京ステーションホテルという、高級ホテルがあることは、意外と知られていません。ましてや駅舎内に「東京ステーションギャラリー」とい美術館があることは、知る人が少ないのではないでしょうか。
 そこに展示されている「東京駅」と題する油彩画は、1932(昭和7)年に、熊本県出身の洋画家・櫻田精一(1910-1999)によって描かれました。その絵画により当時の東京駅の様子をうかがうことができます。
 当時の建物は、3階建てでしたが、戦災により消失してしまい、戦後、3階部分を取り壊して、2階建ての建物として生まれ変わりました。その後、3階建ての駅舎復原を求める声が大きくなり、2007年(平成19年)5月30日に起工され、2012年(平成24年)10月1日に、今日の東京駅舎が完成しました。
 東京駅は、東海道新幹線や東北新幹線など、全国の新幹線網における最大の拠点であるだけではなく、在来線の東海道本線や東北本線など主要幹線の起点駅でもあります。ここからは、乗り換えなしで、33都道府県を結んでいて、1日当たりの列車発着本数は約3000本という日本を代表するターミナル駅の一つです。とりわけ、プラットホームの数は、日本一多く、在来線が地上5面10線と地下4面8線の合計9面18線、新幹線が地上5面10線、地下鉄は地下1面2線を有しています。
 首都圏の玄関口となっていますし、現在、品川駅を起点とするリニア新幹線も2027年を目途に工事が進められています。
 東京駅には、知られざる秘密が地下にあります。東京駅にあった貨物駅ホームの地下と東京中央郵便局がトンネルで結ばれていました。1915年にはトンネル工事が完了し、1917年には地下電車の運行が始まりました。
 日本で最初の地下鉄である上野-浅草間(現在の東京メトロ銀座線の一部)が開通したのが1927(昭和2)年ですから、それよりも10年以上も早く地下電車が運行されていたことになります。
 その痕跡が、公開されてはいませんが、いまでもレンガトンネルとして残っています。私が子供の頃、東京駅の通路に直角に交わっているレンガトンネルを見た記憶がかすかに残っています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 鎌倉のハイキングコース 517
 南関東在住の方の多くは一度は訪れたことのあると思われます神奈川県鎌倉市は、歴史の街です。
 鎌倉には、いくつものハイキングコースが在ります。
 半世紀以上前になりますが、高校の同窓会でハイキングに行ったことが最初です。
 ハイキングといいながら、団地が見えたり、人間くささが処々にあったりしたことを記憶しています。
 鎌倉五山の特別ランキングにあります建長寺大権現大祭をブログで紹介しました。
 建長寺の境内を通り抜け、山道を登ると半僧坊があります。
 この時期、新緑が綺麗ですし、半僧坊から駿河湾を望むこともできます。

 秋の紅葉、大銀杏の黄葉もまた格別です。
 一度は訪れてみる価値があると思います。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
 2. 思いは叶うか
 3.アメリカ初体験
 4.迷いの始まり
  <最新版> 12 原点に戻ってマーケティング
 

  毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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■【今日は何の日】 5月18日 ■ 国際親善デー ■ ファイバーの日  一年365日、毎日が何かの日

2024-05-18 00:03:00 | 【今日は何の日05月】

 

  【今日は何の日】 5月18日 ■ 国際親善デー ■ ファイバーの日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 国際親善デー
 1899年5月18日に、ロシア皇帝ニコライ2世の提唱でオランダのハーグで第1回平和会議が開催されました。
 26か国が参加し、日本も参加していて、「国際紛争平和的処理条約」や「陸戦の法規慣例に関する条約」等が結ばれたのです。
 日本では1931年から実施されているのですが、残念ながら特に行事等は行われていないようです。
 国際親善の期間として、内閣府を主務官庁とする公益財団法人 国際親善協会があります。
 運営は、民間企業からの賛助会費及び寄付金、参加登録料によって賄われています。
 同サイトによりますと、下記のようになっています。
目的
 国籍、人種、宗教等の区別なく国際親善を図り、汎く人類の福祉と世界平和に貢献し、我が国と世界各国の相互理解の増進及び友好関係の円満な発展を助長するを以てその目的とする。
事業
 世界各地において、日本の伝統的な文化、芸能、芸術、スポーツ等の紹介を通じ、開催地域との友好親善・相互理解を図る「ジャパンウィーク」の開催
 国際親善を図るための事業で、前項に掲げる以外の文化、芸能、芸術、学術、スポーツ等に関する交流及び紹介
 国際親善・国際交流に資するシンポジウム、セミナー、会議等の開催及び出版物の刊行
 国際親善・国際交流に資する国内外の情報収集及びデータベースの作成とその提供
  その他本協会の目的を達成するために必要な事業

■ ファイバーの日
 「ファイバー」というと多くの人が「光ファイバー」を連想すると思います。
 5月18日は「ファイブ(5)バ(8)」の語呂合わせで「ファイバーの日」です。
 ただし、光ファイバーではなく、食物繊維、すなわちファイバーの日なのです。学術団体である「ファイバーアカデミア」が制定しました。
  日経メディカルONラインによると、下記の記述があります。

2005.02.25 
食物繊維をもっととろう! 啓発する団体「ファイバーアカデミア」が発足 
 食物繊維に関する研究データの集積や、消費者への情報提供を行う学術団体ファイバーアカデミアが2月24日発足した。食物繊維を、体内の老廃物や毒素を吸着して排出する“解毒”のための素材と位置付け、実践的な摂取方法を提唱していくという。 
 「食物繊維」を「しょくぶつ繊維」という人を時々見かけます。
【Wikipedia】 食物繊維
食物繊維(しょくもつせんい)とは、人の消化酵素によって消化されない、食物に含まれている難消化性成分の総称である。その多くは植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分で、化学的には炭水化物のうちの多糖類であることが多い。 
 
■ その他
◇ 国際親善デー 
◇ 東京浅草寺三社祭(第三日曜日最終) 
◇ 駒込潮泉寺施餓鬼会 
◇ 蔵前浄念寺せがき会 
◇ 伊豆下田黒船祭(~20日) 
◇ 妙心寺懺摩会 

(ドアノブ)

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