Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

1999.11.27

2009-11-30 20:09:43 | 浦和レッズ
10年前の浦和のJ2降格の日、私は駒場のバックスタンドに座っていました。しかし、当時の試合内容はあまり覚えていません。当時の浦和の監督、ア・デモス氏の采配は疑問点ばかりでしたが、あの頃は監督批判などやっている場合ではない、とにかく応援するのみとサポがまとまっていました。

私も、普段ならメモを取って試合分析をするところですが、この試合はそれどころではないと、少しは声も出して応援もしたつもりです。あの当時、駒場スタジアムに向かう道の途中、本太小学校の脇にあった桜の木が印象的でした。

17日の市原戦でも同じところを通っていますが、市原戦の日は落ち葉の盛りで、うず高く積まれた落ち葉が深まりゆく秋を象徴していました。しかし、最終戦の広島戦では落ち葉はほとんど散っていました。いよいよ冬かと思う頃で、今でも桜の落ち葉が散り、残りの葉がわずかになると、「この季節に浦和はJ2に落ちたのか」と思い出します。

隣の本太氷川神社に賽銭を入れて残留を祈願してから、すっかり寒くなった駒場の長い行列に並び、開門を待つ間はサポ仲間と、この試合は絶対勝つと、サポといえども弱気になったら負けと気合いを入れます。

しかし、浦和は4戦前の市原戦の時点で下から2番目の15位で、市原に勝ってようやく勝ち点で市原に並ぶという本当の崖っ淵でした。そこから2勝1分けでようやく自力残留の目が出るところまでこぎつけたというのが試合前の状況でした。

勝って欲しいのは、駒場に詰めかけた浦和サポは皆思っていたはずですが、勝たなければ終わりという試合が続いたことによるサポとしての疲労感は確実にありました。選手もこの最後の4戦が週2試合で一気に消化されたことによる疲れもあったかもしれません。

今でも、ベンチに福田、大柴、盛田を入れておいて、福田の投入が最後の9分だけだったのは何故?という気持ちはありますが、あの試合でどこをどうすれば勝てたというのは私の頭にありません。

やはり、降格の微妙な差を分けたのは、疲労感だったのではというのが私の記憶です。しかし、当時はJ2はもっと疲れるということはわかっていませんでしたが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年間最多勝記録(相撲)

2009-11-29 19:52:12 | 他スポーツ
今日、横綱白鵬が朝青龍に上手投げで勝ち、今場所の全勝優勝と年間最多勝の記録を達成しました。今回の年間最多勝は、今後更新は不可能なのではという大記録で、86勝4敗というものです。これがどれだけすごいかは、歴代の大横綱の記録(朝青龍84勝、北の湖82勝、大鵬81勝、千代の富士、貴乃花80勝)と比較すると一目瞭然です。

私の記憶に残っている最大の大横綱、千代の富士は肩を脱臼することが多く休場の場所が結構あったので、こういう年間最多勝という記録は「苦手」にしていました。常に負傷なく稼動し、しかも毎場所優勝もしくは優勝同点レベルの成績を残さなければ達成できないのが、この記録の意味です。

ただ、白鵬時代は既に来ていると思いますが、気になるのはその勝負弱さです。86勝4敗などという成績を残せば、今年の6場所すべて優勝でもおかしくないのですが、実際は決定戦で敗れることが目立ち優勝は3回です。もちろん、年間3回も優勝するのは横綱レベルの力士でも全盛期に近い強さがなければ難しいですが、もっと優勝回数は伸ばせたのではという残念さは多少残りました。

白鵬は24歳と、まだまだ若いので、これから優勝回数をどんどん伸ばしていける可能性はもちろんあります。それでも、正直これだけ長く横綱にいて、強さを見せているのに、「やっと武蔵丸に追いついたの?」という感想はあります。

相撲内容は、今場所は完璧です。右四つ左上手の型は完成にほぼ近づいており、多少勝負が長引いても、必ず上手を引けるという安心感があります。上手を引いた後は完全に無敵で、7日目の把瑠都戦の内掛けの勝利は、かつての千代の富士の力強さも感じさせる勝ち方でした。

今日の朝青龍戦も、相手に先に左上手を引かれて苦戦しましたが、しっかり腰を落ち着けて残せば必ず上手は引けるという信念を持っていたようで、上手を引いてからは完全に白鵬の相撲でした。最後、寄り切ればいいところを、あえて上手投げで投げ捨てる強さは千代の富士の勝ち方を彷彿させます。

白鵬は将来は日本帰化と親方を視野に入れているようですが、しばらくはそれは考えなくても大丈夫そうな相撲内容で、日本人以上に日本人らしい相撲ぶりだと改めて思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欧州のブラジル、復活か(セルビア代表)

2009-11-29 10:12:51 | ワールドサッカー
セルビア代表といえば、旧ユーゴスラビア時代にオシム監督が指揮していた1990年W杯でベスト8に入り、「欧州のブラジル」と異名を取った華麗な個人技が印象的でしょう。私は当時のチームは見ていないので比較はできませんが、今回W杯に出場するセルビア代表にもそんな香りはわずかに残っています。

基本的なベースは、個人技より202cmの長身FW、ジギッチのポストプレーが軸で、これだけ見ると北欧の代表チームのようなパワーサッカーをイメージします。しかし、私の見たルーマニア戦では、このパワーサッカーで狙い通り1点取った後のサッカーが印象的でした。

セルビアの中盤はボールが持ててパスがうまいタイプを配していて、ボランチのキャプテン、スタンコビッチのパスセンスは絶品です。有名な選手が右SBのイバノビッチ(チェルシー)、CBのビディッチ(マンチェスターU)なので守備のチームではないかと思っていましたが、攻撃力もなかなかです。

確かに、苦しくなったときはジギッチ狙いのロングボールも上げますが、少しでも精神的に余裕があれば、左MFのヨバノビッチあたりは華麗なドリブルも見せますし、2トップの一角に入るパンテリッチのパスを引き出す動きも結構優れものです。

このルーマニア戦は、結局5-0と圧勝するのですが、それはセルビアに余裕ができて、自分たちが持っている技術を存分に発揮したからとも言えます。セルビアの組にはフランスもいましたが、そのフランスを抑えての一位通過には、セルビアの持っているポテンシャルの高さを示します。

こういうチームは、押し込まれたりリードを許したり苦しくなると持ち味が半分も出ないこともありますが、そういうときのためにジギッチがいます。202cmあれば、相手DFから頭一つ抜け出すことが可能で、日本代表の中澤、闘莉王あたりだとポストプレーは仕方なしと割り切って、直接ゴールだけを防ぐだけで精一杯かもしれません。

面白いチームだなと思いますし、華麗な個人技と、ジギッチのポストプレーをうまく使い分けることができれば、快進撃もありうるチームだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もったいない敗戦(11/28京都対浦和)

2009-11-28 22:41:20 | 浦和レッズ
90分通して、この試合の内容を見れば、浦和が勝ち点0で終わるような内容ではなかっただけに残念です。京都が良かったと言える時間は、失点の前10分程度で、そこで失点して即敗戦という結果は非常に失望しています。

この試合自体は、浦和が一方的に支配した試合でした。前節うまくいった、エジミウソン、高原、田中達也の「輪番制1トップ」をこの試合でも採用してきましたし、フィンケイズムの象徴である、サイドに人数を掛けて数的優位を作るやり方も最初からしっかり出ていました。

この試合で、特に前半良かったのはセカンドボールに対する対応で、攻撃をクリアされた後の処理がうまく、しっかり連続攻撃を行うことができていました。これなら先制点は時間の問題と、勝利を確信したほどでした。しかし、結果は敗戦ですから、どこかに理由を見出さないといけません。

私が思う敗因は、先ほど述べた「輪番制1トップ」ではないかと思っています。確かにボールの支配率は上げましたが、エジミウソンと田中達也が同じサイドでアタッカー的に張っていた場面も目につきました。つまり、これではたとえサイドを数的優位で突破しても真ん中で合わせる選手がいないことになります。

京都の粘り強い守備でクロスがブロックされたり、クリアされたりとなかなかフィニッシュの形ができなかったことも、もちろん大きな理由ですが、エジミウソンもできないことはないですが、MFとしてはあまり魅力はないと思っています。

エジミウソンは新潟時代に右サイドのアタッカーだった過去はあるので、時と場合によってはMFもあるよと言ったことに対応はできるでしょうが、彼が輝くのは基本的にいいボールを入れてやって、それに反応するFWとしての能力があるからです。チーム得点王の右MFは、他チームのサポが見ても「もったいない」と思うのではないでしょうか。

守備陣は失点はしましたが、基本的にはよくやったと思います。ただ、後半になって京都がセカンドボールを拾えるようになって、攻撃の枚数を増やすことが可能になっていました。そろそろ危ないなという時間ではありましたが、坪井はファーサイドの柳沢についていて、その外側にいる中山博樹までにはマークがつけ切れなかったとしても仕方ありません。やはり1点は取ってやらないと、守備陣の努力に報いられません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青空とみかん

2009-11-28 12:43:49 | 雑記
今日は行楽日和の青空で、出かけたくなりそうな日ですが、スカパーで浦和レッズの京都戦を見るため家にいます。

せめてこの青空を写真に収めておこうと思い、被写体に近所でなっているみかんを選びました。試合が終わったら散歩に出ようと思いますが、その散歩にいい気分で出られるかは浦和レッズ次第ですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都戦プレビュー

2009-11-27 18:50:48 | 浦和レッズ
今日は、浦和のJ2降格が決まった駒場での広島戦から10年の「非記念日」ですが、そのことは気が向いたら後で書くことにして、今日は明日に迫ったリーグ戦のアウェイ京都戦のプレビュー記事にします。

京都と前回対戦したのは4月の埼玉スタジアムでした。当時はトップ下でディエゴがキープして、俊足のパウリーニョを走らせるサッカーでした。当時の試合は1-0で浦和が勝ったのですが、パウリーニョを坪井が消す、守備に関しては狙い通りの完勝でした。

しかし、パウリーニョはシーズン途中で退団して、代わりに韓国人のFWを入れているようですが、その選手の特徴は不明です。また、柳沢も復帰しています。4月の試合では左MFで出てブレーキだった安藤はボランチにコンバートされたようです。

浦和にとっては、ディエゴを消しに行くか、それともディエゴのパスコースを消しに行くかは注目です。基本的に今季の浦和はマンツーマンはやらないので、ディエゴを1試合通して消すのは難しそうです。おそらくディエゴのパスコースの方を消すと思いますが、柳沢の絶妙の動きがあれば決定機まで行くかもしれません。

また、原口が出場停止から戻ってきますが、スタメンは約束されていないと思われます。理由は前節、メンバーが足りずに苦し紛れでMFに入れた高原が予想以上の動きをしたからです。原口のこの1週間の練習の内容次第と思います。

この試合は、個人的にはオフトもしくはギド時代に入団して、3バックの文化で育っている選手の4バック適性を見るのが楽しみです。闘莉王の退団は既定事実のように報道されていますから、一人でも多く4バックの文化を吸収して欲しいですし、それができなければ茶野(磐田)ら即戦力を入れるよと脅してもいいでしょう。

1-0で勝った試合でも、守備はGKのファインセーブが頼みだったり、なかなか4バックのラインで相手を抑え切った試合は少ないです。明日がそうなることを、切に願います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堅守速攻(スイス代表)

2009-11-26 18:51:44 | ワールドサッカー
昨日はBSの録画放送で、W杯予選のスイス対ギリシャを見ていました。テレビではアナウンサーがスイスのことを「堅守速攻」のチームと言っていましたが、せっかく映像があるのですから、どこが守りが堅く、どこから攻めるのかチェックしてみました。

スイスが堅守のイメージを持たれる理由はダブルボランチにあると思います。この日は本来のレギュラーのインラーは欠場していましたが、普段はそのインラーとコンビを組むフェルナンデスが堅守の象徴です。

フェルナンデスは驚くようなロングパスを供給できるボランチではありませんが、運動量が多く相手のボールをどこまでも追えるボランチです。このフェルナンデスと、アンカー的に構えるフッゲルが組んでいるスイスのボランチのところを突破することは難しそうでした。

速攻の方は、超攻撃的な左SBのマニャンが効いています。途中、相手が退場者を出して3バックになったため、それ以降は攻撃参加は減りましたが、何度も上下動できる体力は光るものがあります。

このマニャンの名前は、2007年に日本代表がスイスと対戦したときに記憶にあります。前半、あれだけ攻めていたスイスが、マニャンの交代でリズムを失い、4-3で日本が逆転勝ちするきっかけになりました。

攻撃の中心選手は、レバークーゼン(ドイツ)でポンテのつけていた7番を受け継いだテクニシャンのバルネッタと、ドリブラーのパダリーノの両MFです。浦和レッズとよく似た、トップ下を置かずダブルボランチは両方守備的というチームなので、彼ら二人の攻撃的MFは自分でボールをもらいに行かないとチャンスを作れません。

そんな守備的なチームを、一見守備的に見せないのはバルネッタ、パダリーノが中盤の広い位置でボールを受けているからです。弱点は2トップが34歳のクフォーと30歳のフレイというベテラン二人で、途中で動きが落ちることです。

スイスはトップ下タイプのハカン・ヤキン、長身FWのデルディヨク、スピード型のフォンランテンと多彩な交代カードを持っていますが、彼らは決して欧州トップレベルのチームの選手ではありません。

日本と対戦したら押し込まれはするでしょうが、なかなか決まらない展開も予想できます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欧州の雪(ポーランド対スロバキア)

2009-11-25 19:00:11 | ワールドサッカー
昨日は少し精神的に余裕があったので、BSで放送されていたW杯欧州予選のポーランド対スロバキアを見ていました。この組は本命チェコの不振で混戦になり、スロバキアはこのアウェイのポーランド戦に勝てばグループ1位でW杯出場という状況でした。

ポーランドは欧州の中では北に位置する国ですから、冬の到来も早く、この試合は降り積もる雪の中で行われました。懸命の除雪の成果もあってグラウンダーのボールが蹴られたので、まだましでしたが、この試合だけを見てスロバキアはこんなチームと断定するのは難しそうです。

私の知っている選手はポーランドのGKデュデク(フェイエノールト時代の小野伸二のチームメイト)だけでしたが、この試合は前半3分にポーランドのオウンゴールで早くもスコアが動きます。ポーランドは既にW杯出場の可能性は消えていて消化試合でしたが、ホームということもあって懸命に攻めました。

そんな状況だったスロバキアの取った手は4-4-2のサイドハーフを帰らせるリトリートでした。しっかり守備のブロックを作ればポーランドの攻撃は止められるというプランだったと思います。

しかし、試合はほとんどポーランドのワンサイドゲームで進みます。ポーランドがサイドでキープして、クロスを味方に合わせるサッカーは、ポーランドが雪の中の戦い方を熟知しているように思えます。

ポーランドのシュートがクロスバーを叩いたときに、バーの上に降り積もった雪が一斉に落ちてくるのには、この日の雪の激しさを感じました。それでも、スロバキアは2トップが孤立しながらも前半は少しはチャンスも作れていました。

後半になるとスロバキアは1枚守備の駒を増やし、逆にポーランドは1枚攻撃の駒を増やしたので、もっとポーランドペースになりました。雪で本来やりたいサッカーができないもどかしさはあるでしょうが、スロバキアはほとんど前でキープできなくなり、一方的なポーランドペースでした。

ただ、スロバキアにとってはポーランドが消化試合でパワープレーなどの無理攻めをしてこなかったのが幸いしました。最後はほとんどクリアばかりになっていたスロバキアは、何とか90分を耐えぬき、1-0で勝ってW杯出場を決めました。

スロバキアの攻撃の形は、雪が降っていなければもっといいものを持っているでしょうが、リードしてからの時間の使い方のまずさはW杯本番では致命的になるかもしれません。少なくとも決勝トーナメントはないと予想します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大宮対湘南

2009-11-24 18:53:13 | 他チーム
J1の残留争いは15位大宮が16位柏を勝ち点4リード、昇格争いは3位湘南が4位甲府を勝ち点3リードと、これだけたくさんの試合を戦っているのに毎年微妙な差で決着するのは不思議ですが、この展開になったことで、一つの考えが出ました。

「ひょっとしたら、来季大宮対湘南がJ1で実現するかもしれない。」

このブログは柏や甲府のサポの方も読んでいるかもしれませんが、大宮の残留確率を7割、湘南の昇格確率を7割とすれば、両者同時に起こる確率は5割近いので、5割近くあれば確率が高いとして話をさせていただきます。

なぜ大宮対湘南が注目かと言えば、このカードはJ2時代の対戦で7カード連続引き分けという珍記録を作った、引き分けの多いカードだからです。私も2003年に2度このカードを見ましたが、両方引き分けでした。

実はJ2は試合数が多く延長戦は厳しいという意見が出たので、J1より1年早く2002年から90分で決着がつかなければ引き分けというルールになっていました。その初年度の大宮対湘南は、4カードすべて引き分けでした。

次の2003年、私の見に行った大宮対湘南は5月のGWに行われていました。今はGWの間はJ1もJ2も全試合同じ日に行われる日程になってしまったので、今ではできませんが、当時は観客動員を期待して日程をずらしたチームがあったので「ハシゴ」ができました。

そんな試合は、当時の湘南監督のサミア氏(元トルシエ監督のアシスタント)のフラット3を見に行ったのですが、間延びした中盤にずるずる引く最終ラインと、トルシエ監督の率いた日本代表の良さはかけらも見られませんでした。

しかし、大宮も決定力不足でチャンスを外し、低調な試合は0-0で引き分けました。それでも、その年のお盆休み、またも大宮対湘南が大宮サッカー場でありました。懲りない私はまたも出かけたのですが、この試合は逆に面白い試合になりました。

サミア監督は既に解任されていて、フラット3はやめていましたが、当時は大宮のFWだった盛田のヘディングシュートも見られました。試合終了間際まで2-1と大宮リードでしたが、最後のFKをパラシオスがねじこんで、試合はまたも引き分けに終わりました。

今度は4カードではありませんが、また引き分けになれば面白いかなと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9年前の11/19

2009-11-23 11:34:29 | 浦和レッズ
過去のサッカーノートを見てみたら、ちょうど9年前の今頃、浦和レッズのJ2最終戦のサガン鳥栖戦がありました。日付は忘れていましたが、ノートによれば11/19です。当時は出勤日だったのですが、こんな大事な試合を見ないわけにはいかないと思い、休暇を取って参戦しました。

浦和のスタメンはGK西部、DF室井、ピクン、西野、右アウトサイドに山田暢久、左アウトサイドに路木、ダブルボランチに石井と阿部敏之、トップ下に小野伸二とアジエル、1トップに大柴です。こうして見ると、今でも浦和でプレーするのは山田暢久一人ですが、西部(現清水)、石井(現J2熊本)、アジエル(現J2湘南)と他チームで現役の選手もいます。

ノートを見る限り、試合展開は浦和が押し気味だったようです。しかし、最終ラインの安定性はいまひとつで、15分には西野のヘディングのクリアミスを石谷に拾われて矢部にシュートまで持ち込まれています。ただ、この最終ラインはもっと致命的なミスをしています。

後半8分、西野がGK西部との連係を誤り、ヘディングのパスが相手に渡るミスで同点に追いつかれると、20分にはピクンがクリアミスで石谷に独走され、室井がバックチャージで止めざるを得ずにレッドカードを出されています。このPKが決まれば事実上この試合は終わりでしたが、このときに駒場スタジアムの「史上最大の応援」が出ます。

この大声援に気圧されたルシアノは、このPKをバーに当て、跳ね返りのボールもクロスバーの上に外します。これで少し望みが出てきた浦和ですが、左サイドに入っている大柴の守備が苦しく、このままではもたないと思われました。ここでベンチに入っている唯一の守備的選手の土橋が効いてきます。

この土橋が左SBに入り、最初DFラインに入っていた石井を本来のボランチに戻すことで何とか対応が効きます。しかし、大分市陸上競技場で行われていた大分対大宮の試合で他力は起きず、浦和はこの試合を延長でもいいですが、勝つしかなくなります。

今でも弾道を思い出せる、土橋のVゴールは延長前半5分でした。阿部敏之のFKが壁に跳ね返され、これを鳥栖の選手が拾ったらカウンターでピンチだと恐れていたときに土橋にボールが渡り、これを思い切り良く放ったら入ったという展開でした。あのとき、駒場のスタンドにいた、現役サポはだいぶ少なくなったかもしれませんが、この記憶は語り継がれるべきものと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする