Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

外も嵐、試合も嵐(3/31浦和対川崎F)

2012-03-31 22:18:20 | 浦和レッズ
今日は埼スタにたどり着くまでが一苦労でした。寒冷前線の通過で強風、ひょうも降る雨と嵐状態で、ようやく濡れない埼スタのトイレにたどり着いたときはびしょ濡れでした。そのため、いつもの観戦メモを取っていないので少し試合の記憶は怪しいですが、今日の試合はサイドがキーポイントでした。

まだ相手チームが特別な対策を立てていないこともあるのか、浦和は左アウトサイド梅崎が相手のマークからうまく逃げていることが多いです。そのうち梅崎が点を取るだろうとは思っていましたが、今日はアシストという形で結果を出しました。速いクロスの質も良かったですが、二アサイドにうまく飛び込んだポポのヘディングも相手は研究していなかったと思います。

相手の川崎Fは知らない選手ということで、FWレナトとDFジェシを中心に見ていました。レナトは左足のFKの威力は知られていましたが、流れの中ではボールをもらいたいと思うあまり下がってきてしまい、これでは小松が落としても合わせる選手がいなくなってしまうなと思いました。

DFのジェシは川崎Fが今まで決してやろうとしなかった外国人のCBで、今年は横山と菊地が移籍したのでどうしても取らなければいけないと決断したと思いますが、外国人のCBにありがちな足元の雑さやポジショニングのまずさはなく、うまいCBだと思います。

後半の頭、川崎Fは山瀬を下げて矢島を投入してきます。これが浦和を相当苦しめることになる交代で、レナトが右サイドに固定されてサイドを仕掛けるのに専念する3トップにすると、どうしても梅崎が押し込まれて浦和は5バックになる時間も出てきます。ミシャサッカーではどうしても苦しければ5バックにしてもいいというルールにはなっているようですが、その時間が早すぎました。

引きすぎてしまった浦和は、川崎Fに一方的にボールを支配され、同点ゴールも浴びます。このままではまずい、攻撃的な交代をと期待しましたが、今日は決定機を外すなど不振だった矢島慎也に代えてマルシオを入れます。ただ、マルシオは昨季の不振もあって既にセットプレーのキッカーを剥奪されているらしく、CKを取っても蹴るのは柏木でした。

しかし、その後が「嵐」でした。相手に連続攻撃を浴びているうちにカードもたまっていき、一番いなくなっては困る選手の阿部勇樹を2枚目のイエローで失います。これで原口投入の予定を変更してポポを下げて浜田を入れて守りを固めます。それだけで済めば「小雨」程度でしたが、槙野まで2枚目のイエローで退場しては「嵐」です。

もう後は連続攻撃を体を張って防ぎ、余裕があったら大きくクリアするサッカーしかできません。それでもサポは「We are reds」と歌い必死で勝ち点1を願い、その通りに勝ち点1を取れました。こういう取れる勝ち点を拾う粘りはゼリコ時代にはなかったもので、たぶんミシャサッカーには二人少ないという想定はなかったと思いますが、選手が同じ方向を向いていたから取れたと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の誕生日

2012-03-31 12:08:39 | 雑記
今日は母の誕生日です。今は行動力の落ちた父に代わって家のこと全般をやっていて、スカパーだけは私がつけましたが、テレビを地上デジタル放送に対応したのは母です。ただ、データ放送は我が家では私しかできないので、高校野球の結果などは頼りにされています。

もう60代の母に負担をかけるのは申し訳ないですが、散歩に一緒に出かけて少しは楽しい思いをしてくれればと思います。幸い、高尾山に一緒に登れるほど元気なので、大したことはできませんが親孝行ができればと思っています。

誕生日プレゼントも、自分で選んだものでは喜んでくれるかどうかわからないので、お金を渡して「これで好きなものを買ってください」というちょっと情けないプレゼントです。どうやら母の選ぶプレゼントは自転車になりそうです。

我が家はシーズンチケットを2枚持っていて、母とはずいぶんいろんな試合を一緒に見ました。今は弟が九州転勤から戻ってきたことと、シーズンチケットが指定席になって横に増やすことができないので、母はテレビ観戦しています。

それでも、スタジアムに出かけた私の報告は気になるようで、電話はいつも待ってくれているようです。こんな親子2代のレッズ熱も、弟の二人の娘(姪)がサッカーに興味がないので、私達の代でおしまいです。

二度も手術したり、食欲不振で体重が9kgも減ったり、ずいぶん母には心配をかけました。東日本大震災のときも仕事中の被災だったので、母に駅の公衆電話で連絡がつくまでは心配をかけたと思います。幸い母は携帯メールができるので、震災時はアドバイスも受けました。

母はPCに関しては、一瞬で立ち上がる昔の家電とは違う立ち上がりの遅さが慣れないらしく、PCが必要な検索エンジンや時刻検索が必要になると決まって私が呼ばれます。電源の切り方も知らないので、うっかり付けたまま寝てしまうと起こされます。

植物が大好きで、私が知らないような花の名前を知っている母ですから、ブログでもやってみない?と勧めてみたことはありますが、「できないよ」とあまり乗り気ではありませんでした。もっとも、自分のことをあまりブログに書かれると恥ずかしいですが。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

槙野の前のパフォーマー(池田伸康)

2012-03-30 20:44:20 | 浦和レッズ
歴代レッズのキャラで、明るいといえば今の柏木などたくさんいます。ただ、試合でパフォーマンスを見せるような飛びぬけて明るいキャラは、ここのところの浦和にはいなかったです。どちらかといえば、坪井、堀之内、田中達也といった比較的まじめなキャラが主力の多くを占めていました。

今回の槙野の加入は、そういう面白いことを見られそうという意味でも楽しみですが、槙野の前のパフォーマーというと池田伸康までさかのぼります。池田伸康は1993年から1999年まで浦和に在籍していましたが、故障が多く、レッズフェスタのときが一番元気と言われていた不運な選手です。

そんな池田伸康の一世一代のパフォーマンスは、国立競技場の横浜F戦で見せた「お焼香パフォーマンス」でしょう。彼はボランチでスタメン出場していたのですが、思い切った攻撃参加が成功し、当時流行りだったビスマルクの神の祈りに対抗して、うちは仏教だからお焼香のポーズをしたと当時のマスコミに語っていました。

故障の多さこそ気になっていましたが、小柄な体ながら細かいステップで切れのいい走りができる池田伸康は好きな選手の一人でした。たぶんトップ下が彼の本来のポジションですが、右アウトサイドで山田暢久の控え一番手に置かれ、出番を得たこともあります。いつの時代も走れる選手はどこかでポジションを得るということです。

今、梅崎が好調で、一年これを続ければどれだけの活躍ができるだろうとサポに注目されていますが、池田伸康の場合は結局フル稼働はできませんでした。実力はあるのに惜しいとサポに惜しまれながら、2000年から水戸に移籍します。水戸では背番号10をつけ、J1の経験をチームに還元する役割を期待されましたが、一度生で見た大宮戦では得意なトップ下で出たもののほとんど存在感を見せられませんでした。

こういうタイプはチームを変えられる可能性を持っています。池田伸康もレッズフェスタでは何かやってくれるのではないかとサポは期待していました。槙野も試合後にサポと一緒に選手が応援歌を歌うという、これまでになかったことをやってくれました。広島時代はいろんなバリエーションのあったパフォーマンスの仕掛け人ですから、チームの雰囲気を良くするくらいなら簡単かもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮想ロシアの旅

2012-03-30 18:56:13 | ワールドサッカー
今日で今年度も終わり、何とか有休を残すことができたので、一つ夢を考えています。来年度は好きな1週間をぶち抜きで休みにできるリフレッシュ休暇の年です。前回のリフレッシュ休暇が病気の影響で国立競技場のアテネ五輪予選に行くのが手一杯だったので、今回はもっと面白いことをしたいと思います。

今回、W杯アジア最終予選のスケジュールを調べたら、オマーン戦が日曜、ヨルダン戦が金曜と普通に仕事をしていたら厳しいスケジュールです。ここにリフレッシュ休暇を持ってくれば余裕を持って観戦できます。

ただ、これだけでは最終予選の会場が埼玉スタジアムなので家から通って終わりになってしまいます。私が目に付けたのはその間の水曜のナビスコ杯でした。このカードはなんとアウェイの鳥栖対浦和で、これは私に出かけてくれと言っているようなものです。

ベストアメニティスタジアムのチケットも平日のナビスコ杯ですからいくらでもあるでしょうから、熊本か福岡に乗り込んで九州をあまりよく知らない私に九州の土地勘を得られるような旅にしたいと思っています。

この旅にはもう一つ意味があります。それは私の夢、2018年ロシアW杯の仮想旅です。まだ病気が完治していない私は、まだ本物のロシアへは行けませんが、とりあえず病気をしてから一度もしていなかった一人旅への挑戦です。日本にいれば、九州のどこの空港からも羽田行きは出ているはずで、緊急時には帰京できます。

そして、病気を発症したときの対策も入念に練って旅する練習にもなります。ロシア語で「ガスなし水を売ってくれ」という言葉はまだ覚えていませんが、日本なら水の銘柄もわかりますから、どうしても病気が厳しいときは薬と水を飲むことで対応することができます。

その水を売っている場所を確認したり、どうすれば人とぶつからないで行動できるかなどは、今回の旅の中で何度か必要になってくるかもしれません。病気を抱えているからなどと後ろ向きになっていたら何もできませんから、どうやって対策を考えるか、どうやって病んだときにダメージを最小限にするかという気持ちになって、自分の夢であるロシアに一歩でも近づけるきっかけにしたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴竜、大関昇進

2012-03-29 19:10:11 | 他スポーツ
今日は相撲ネタで、先週終わったばかりの大相撲春場所で、13勝2敗の好成績を残した関脇鶴竜が大関に昇進しました。鶴竜はかつて上位キラーで名を馳せた元関脇逆鉾の弟子で、逆鉾といえば私の青春時代のヒーローですから、時間の流れも感じざるを得ません。

鶴竜が上位に上がってきた頃、師匠の逆鉾(井筒親方)は逆鉾の得意技だったもろ差しと、弟の寺尾の得意技だった突き押しを兼ね備えた力士に育てたいと夢を語っていました。確かに鶴竜はあまり変化をせず、差しに行く手と突っ張りを使い分け、師匠の理想通りの相撲は取っていました。

ただ、体のサイズがあまり大きくない鶴竜が正攻法の相撲を取るのは横綱大関陣にとっては絶好のカモでした。特に白鵬には何度挑んでも勝てず、初顔から15連敗近くしています。かつてスケールの大きさから大関候補と言われた蔵間が正攻法ゆえに北の湖に15戦全敗だったことを思い出しました。

上位陣では軽量の部類に入る力士は他に日馬富士がいますが、彼の場合は頭から行く「突き刺さる」立ち合いが武器です。この立ち合いを止められてしまうと軽量を突かれ残し切れないこともよくあります。

鶴竜の場合は師匠逆鉾譲りの前さばきのうまさで勝負する相撲巧者です。以前はうまさだけでパワー不足のところもありましたが、ここ数場所の相撲を見る限りパワーもついてきて、自分より大きな琴欧州を投げ捨てることもできるようになってきました。

課題だった白鵬戦も勝てるようになって、自信を持って大関の地位に挑むことになります。彼にとっては不運なことに、来場所は大関が6人いる番付になります。以前横綱審議委員会で貴乃花の昇進でトラブルになり、なにがなんでも二場所連続優勝しないと横綱に上げない前例ができてしまったので、どうしても大関に強豪がひしめくことになります。

また、挑まれる白鵬の方も、自分の単独天下を守るためには新たな横綱は出したくないのが本音でしょう。今場所も、白鵬にとっては決してベストの場所ではなかったですが、そういう場所を優勝に持ち込むあたり勝負強さもある横綱です。鶴竜にとって、これからは優勝と横綱が目標になりますが、大関同士の潰し合いもあるので、それは決して簡単ではありません。鶴竜にとって、26歳という昇進は早い方ではないので、昇進してすぐが勝負だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川崎F戦プレビュー

2012-03-28 18:55:05 | 浦和レッズ
少し早いですが、今週末の埼玉スタジアムの川崎F戦のプレビュー記事です。ジュニーニョのいない川崎Fにもジュニーニョのいる鹿島にもまだ違和感が抜けませんが、今週末生で見ればきっと慣れてくるでしょう。

川崎Fは今まで決してやろうとしなかったCBの外国人、ジェシを獲得しています。横山がC大阪に、菊地が大宮に移籍してCBが手薄なので、リスクはあるものの頭数を揃えないと話にならないという発想でしょう。ブラジルでの実績はわかりませんが、川崎ほどのチームが地方でくすぶっているようなブラジル人は取らないでしょう。

ジュニーニョの抜けたFWには若いレナトを補強しています。今のところFKでは威力を発揮しているようですが、流れの中でのプレーはまだわかりません。もっとも身長が160cm台なので、スピードによほど威力がなければ使われないでしょう。

また、トップの一角に新加入の小松が定着しています。C大阪のJ2時代に3-6-1の1トップで活躍しましたが、めまぐるしく外国人選手を補強されて出番を失っていました。2トップでレナトのようなタイプを生かすのは初めてかもしれませんが、上背もあるのでセットプレーでは要注意です。

浦和は1トップ2シャドーの選手に故障者が続出していましたが、原口もポポも川崎F戦には間に合いそうという未確認情報です。売り出し中の矢島慎也もベンチスタートの可能性もあります。

ただ、個人的には評価していなかったデスポトビッチが好調です。ポストプレーではボールが足元につかないという欠点もありますが、シュートが少しずつ合うようになってきました。ポポが仙台戦で1トップのタイプではないことが発覚したので、このまま調子を維持してくれればデスポトビッチの出番は多くなるでしょう。

後ろの選手もミシャは相手によって使い分けています。レナト対策は坪井の可能性はあります。リベロが誰になるかはわからないですが、柏木が前のポジションの方が持ち味を出しているので、鈴木啓太と阿部勇樹をダブルボランチで使うと、リベロは永田となる可能性が高いです。スピラノビッチが仙台戦の退場で評価を下げたと思うので、次は永田だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢は叶うか(香川真司)

2012-03-27 18:52:59 | ワールドサッカー
前節のケルン戦で2得点の活躍で、ドルトムントを優勝に導こうとしている香川真司選手を話題にします。しかし、そんな香川がほんのちょっと前の南アフリカW杯では帯同こそしたものの、サポートメンバーで試合に出られない立場だったことを覚えている方は少ないかもしれません。

まだ代表では実績のなかった当時の香川に、欧州CLで優勝したこともある名門のドルトムントからオファーが来たことには大いに驚きましたが、一年目から試合に出るつもりで準備していた香川のプロ意識の高さも成功の理由でしょう。

今オフはマンチェスターUやアーセナル、ACミランが香川獲得を狙っているという噂もあり、このまま行けば欧州挑戦のパイオニアの中田英寿氏を超えるワールドクラスの選手になれる可能性も高いです。

日本にいたときは所属のC大阪がJ2にいることが多かったので、たまに五輪代表で見るのが数少ない彼を見るチャンスでした。当時の彼の長所は誰も考えていないような意表を突くプレーができることで、代表当落線上の評価だった親善試合のアルゼンチン戦で、左サイドでボールを持って誰もがクロスだろうと思っていたら、彼はGKが前に出ているのを確認してロングシュートを選択します。

アルゼンチンGKは大いに驚いていましたが、何とか間に合ってCKに逃れましたが、香川は北京でも戦力になるだろうというインパクトは残しました。その後はJ2とはいえMFでありながら27得点という驚異的な数学を残してJ2得点王を取ります。

ただ、そんな香川が日本サッカーを代表する選手になったことを確信したのは、2010年10月のアルゼンチン戦でした。この時点ではドルトムントで活躍して、代表のスタメンは堅い選手になっていましたが、内容が非常に素晴らしかった印象があります。

相手のアルゼンチン代表はメッシもいてほぼベストメンバーでしたが、香川はそんな相手を切り返し一発で置き去りにしたり、強烈なミドルシュートを放ったりしていました。この試合でこそ点は取っていませんが、ドルトムントで点の取れるトップ下になっていた香川はすっかり代表選手の風格を身につけていました。

アジア杯での骨折は不運でしたが、一年間無事にプレーすれば高原が持っていた欧州最多得点は通過点で、もっと活躍できる選手です。欧州ビッグクラブからオファーが舞い込むのは夢のような話ですが、香川なら叶えられると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早速出てきた(河井陽介)

2012-03-26 21:52:02 | 他チーム
4年前の高校選手権、当時藤枝東高校の河井陽介選手が放っていたインパクトは強烈でした。トップ下のポジションで正確にボールが足元に収まり、出すパスの精度も高かったです。高卒でも十分プロで通用するように見えましたが、本人は決勝で対戦した今のチームメイトの大前とはレベルが違うと思っていて、将来のことを考えて大学進学を選んだそうです。

慶応大学の法学部に推薦で入れるくらいですから、河井は学業も優秀なはずで、プロには行かず司法試験を選ぶ可能性もあると思っていました。しかし、U-20代表で彼の名前を聞き、しかも結果を出したという知らせを聞けば、卒業後はプロ入りの可能性もあると思いました。

当時、それを聞いたときに「こういうタイプは清水エスパルスを選ぶことが多い」と冗談半分で書いていましたが、それから順調に成長して本当に清水エスパルスに入団したのは少し驚きもありました。ただ、清水というチームは小野伸二もいてトップ下の足りないチームではありませんから、出てくるには少し時間がかかるだろうと思っていました。

そのため、先日見た柏戦で河井が小野伸二と並んで攻撃的MFに入っていたのを見て、早速出てきたかと驚きを持って見ました。確かにプロではまだ新人なので藤枝東高校と違ってボールが全部彼を経由するという訳には行かず、よく見ていないと彼がどこにいるかはわからないです。

しかし、試合に出ていると聞けば、5月の埼玉スタジアムの試合(浦和戦)にもいるかもしれないと期待しているのは確かです。今まで清水の試合を見るときは伊東に注目していましたが、伊東の去った今、また新しい目のつけどころができたと喜んでいます。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴代18歳との比較(矢島慎也)

2012-03-25 21:02:43 | 浦和レッズ
今売り出し中のFW、矢島慎也選手ですが、もちろんマルシオのキープ力やポポの運動量と同じものを要求してはいけません。まだ、試合の途中で足がつって途中交代しても温かい目で見守ってやる必要がある選手です。それでも、矢島には彼しか持っていない武器もあるのはこの2試合で見えてきました。

それは、ここのスペースならシュートを打てるなと感じる「空間察知能力」です。バイシクルでも打てますし、スペースに飛び込んでいく思い切りはありますから、あとは未だに見せていないヘディングシュートを磨けばもっといい選手になれるでしょう。

今の先輩選手と直接比較してしまうのはかわいそうなので、今回比較相手に選ぶのは18歳のときの永井雄一郎(現横浜FC)です。彼は井原、小村ごぼう抜きという鮮烈なデビューを果たし、将来の代表候補、新星出現と大いに騒がれたものです。しかし、そんな彼も18歳のときはまだ欠点もありました。

それは体力レベルがまだトップレベルに追いついておらず、トップの位置に張っていられず少しずつ下がってきてしまうことです。彼はドリブルを最大の武器にしていましたが、そのドリブルが下がった位置での横方向のドリブルになってしまい、まったく相手を崩す武器になっていない時期もありました。

永井の場合、この欠点を直さなければトップに定着できないと判断した当時の原監督の判断で、ドイツのカールスルーエにレンタル移籍して強さを身につけて帰ってきました。それなら矢島も海外に行けというつもりはありませんが、矢島も当時の永井にないものを持っており、体力が足りないのは仕方ないと思って欲しいと思います。

また、田中達也の18歳のときも、持ち味のサッカーセンスの高さには目を惹かれましたが、彼のコメントではドリブルで抜いて目立つことを目標に掲げていて、何が何でも結果を残そうという意識は希薄でした。矢島がどこまで結果を出すことにこだわっているかはわかりませんが、彼の場合外国人選手からポジションを奪わないと試合に出られないという厳しい立場にいるので、結果を出すことにはこだわっていると思いたいです。

矢島はまだ点を取っていないので、結果を出したとはいえないですが、面白い選手が出てきたという思いは強く刻まれました。あとはゴールと出場機会を得れば、そのセンスを磨いていい選手になってくれると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柏木祭り(3/24札幌対浦和)

2012-03-24 22:27:54 | 浦和レッズ
今日のヒーローは誰でもわかる名前ですが、2得点の柏木選手で間違いないと思います。点を取ってくれたこともすばらしいですが、ポポの負傷交代で前の人数が足りなくなったとき、デスポトビッチと二人で懸命に守備をしてくれたことも印象的です。

ただ、そんな柏木ですが、前節のナビスコ杯仙台戦に出ていたことは少し気になっていました。おそらく「志願出場」だったと思われ、休むことも可能だったと思いますが、調子がいいからチームを勝たせるために出たいという気持ちがミシャを動かしたのではと思います。

志願出場しておいて、もし札幌戦で悪かったらこの柏木の男気は無意味になってしまうところでしたが、ちゃんと内容だけでなく結果まで出して見事に期待に応えました。特にFKを直接沈めた2点目は、本田圭佑が故障の影響で調子が上がらない代表のトップ下争いにも名乗りを挙げる得点だと思います。

まだ、ミシャサッカーがどういうものか全貌は見えていませんが、今日の札幌戦では両アウトサイドを使おうとするものでした。どうしてもJリーグはほとんどのチームが4バックということで、浦和の1トップ2シャドーに4バックを当てて数的優位を作ろうとしてくるので、どうしてもアウトサイドのところは空きます。

今日の札幌は不利な力関係を察知して、攻撃的MFの近藤と内村を下げて6バック気味にしてきて浦和のアウトサイドに対応しようとしてきましたが、こういうカウンター狙いは今後も十分考えられます。内村にGK加藤がかわされた決定機などはやってはいけない形で、最後の砦の鈴木啓太、阿部勇樹のところが破られると浦和も相当苦しいと思います。

それでも、実際に得点に絡んだ平川、点こそ取れなかったものの切れは好調でシュートも打っていた梅崎とアウトサイドのところは調子がいいと思います。問題は最後は人数が足りなくなってしまった1トップ2シャドーのところで、ポポと原口の回復が間に合わなければ次節の川崎戦は相当苦しい戦いになります。

それでも、最近はレッズの好調で珍しく食欲が好調です。お酒もおいしいです。一時は何も食べることができずやせ細りすぎて骸骨の標本状態だったので、少しは元気になれるならレッズには感謝したいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする