すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【アジア杯】ロングボールの質を問う

2019-01-27 09:31:09 | サッカー戦術論
放り込みでなく「狙った長いパス」を

 今回のアジア杯で、日本は最終ラインからふんわりしたロングボールを入れることが多い。いわゆるアバウトな放り込みだ。

 だがどうせ深さを取るなら、前線の選手の足元かライン裏を正確に狙い、ビシッと強くて速い正確なロングパスを出してみてはどうだろう。ハリルジャパンの頃のように。

 ハリルの指導で当時、長谷部と吉田、森重、井手口はすばらしいロングボールを蹴れるようになっていた。彼らはフィールドを斜めに横切るサイドチェンジの正確なボールを出せたし、また前線にいる味方選手の足元に長いパスをぴったりつけることができた。

 日本代表はもうずっと、「監督が代わればすべてチャラにしてゼロから始める」というパターンを繰り返している。まるでこわい先生がいるうちはそれに従う子供のように。これじゃあ一向に進歩しない。

 監督が「タテに速く」と言ってるうちは、その通りやる。だが監督が代われば元の木阿弥になる。これでは何をやっているのかわからない。

 前監督の教えといえど、いいものは生かす。そういう前向きでポジティブな態度が必要なのではないだろうか?

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