ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

遂に ストーンズがやって来た ‼️ ⑥

2018-02-06 13:59:29 | 日記

この頃のストーンズのライブは大所帯でボビー・キーズを含めたブラス隊やバックボーカルそれにキーボード等のサポートメンバーを含めると十数人に及ぶ。だからバンド紹介も時間がかかる。 バックボーカルのリサは歌も上手いし声質自体が好きなので欠かせせないメンバーの一人だと常々思っていた。この頃のリサは今ほどダイナマイトバディじゃなくて結構スリムで愛くるしかったなぁ!その後もストーンズのツァーには参加してくれていたしずっとストーンズと一緒と思っていたのに直近のツァーからリサは参加せず自分のソロのツァーを行なっている。エロティックでドラマティックなミックとの絡みが Gimme Shelterで見られないのが少し寂しいね。もしリサの来日公演があったら是非行ってみたい。でもまたストーンズと一緒に来日してあのパワフルな歌声を聞かせてほしいね。

そしてバンド紹介が終わった後のラスト4曲はカタルシスに向かい怒涛のロックンロール トレインと化して進んで行った。

ストーンズの代名詞とも言える It's Only Rock'n Roll! たかがロックンロールだけど俺はそいつが好きなのさのフレーズはストーンズのファンでなくてもロックが好きな人間ならグッとくると思う。もちろんサビの部分は大声で吠えながら歌いましたよ! I know it's only rock'n roll, but I like it 〜♬

そして Brown Sugar の必殺のギターリフが追い討ちをかけるように始まるとボルテージは更に上がりトップギアに入ります。この曲も何百回、何千回聴いたか分からんくらい聴きまくったキラーチューンだけどドームという空間で50,000人がストーンズと一緒に歌うBrown Sugar は鳥肌ものだ。I said yeah yeah yeah !Woo 〜!と言いながらジャンプしながら叫ぶのは最高に気持ち良いしストーンズと客席が一体になって同じ時間を共有している事が感じられる瞬間だ。勿論ボビーのサックス🎷ソロはこの曲では欠かすことが出来ない。生ボビーを観れたのもファンにとっては嬉しい限りだ。

そして本チャン最後のSatisfaction でダダダダダダダダとコードを鳴らして例のイントロに入る瞬間が
最高にカッコいい。50近くなっても俺は満足できないぜ〜♬と歌うミックはクールだ。キースも最後まで楽しそうにギター弾いてくれたのはファンとしては嬉しい限りだった。
I can't get no, oh no no no ,
A hey hey hey ! That's what I say.

でも僕たちは十分満足したぜ〜!

そして遂にアンコールとなって最後の最後に取って置きのあのナンバーのあまりにもカッコいいリフがキースによって掻き鳴らされた! Start Me Up でスタートしてMiss You もBrown Sugar もSatisfaction も終わっていてもまだ Jumpin' Jack Flash が残っているなんてなんてすごいバンドなんだろう!
ストーンズのキラーチューンはどの曲もとても印象的なリフで始まる。だから最初の一音聴いただけでも身体が反応してしまう。

I was born in a cross-fire hurricane
And l howled at the morning driving rain
But it's all right now , in fact ,it's a gas
But it's all right ,I'm Jumpin ' Jack Flash
It's a gas gas gas

最後の力を振り絞りJJF歌いましたよ。ミックもキースもライブの最初からアンコールまで全く動きが衰える事なく広いドームのステージを走り回ったのには只脱帽だ。
やっぱ世界最強のロックバンドだぜ!ここまで付いてきて良かったと心底思った。

初めて体感したストーンズのライブはこうして幕を閉じた。この時はもうストーンズが日本にきてくれる事は無いだろうと思ってたんだけど5年後にまたきてくれたんだよね。

この後バンドを脱退してしまったのでオリジナルメンバーのビル・ワイマンのいたストーンズを観れたのはこの時のツァーが最初で最後となってしまったのは残念でならない。

そしてもう一つ残念なことはこの初来日の時に第6のメンバーだったスチュがいない事だ。僕はスチュの亡くなる一年半ほど前にロンドンでライブを観ていてサインをもらい握手もして貰ったのでストーンズファミリーの中では一番親近感が湧く人でもあるからだ。
スチュも一緒に来日して楽しそうにピアノ弾いて欲しかったなぁ。

何はともあれストーンズの初来日ライブと言う夢のような出来事は終わり僕は友人達とストーンズのライブ反省会をすべく飲み屋へと消えていったのである。