ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

会場の大きさなんか関係ない! ピーター最高‼️ ②

2018-02-21 12:16:37 | 日記
ピーターのライブはソロ3枚目のアルバム Up To No Good に収録されている99World からスタート!
元気よくステージに登場したピーターは声の調子も良さそうだし体のキレも良さそうだ!

ライブハウスでのライブということもありピーターとバンドのみ他の演出は一切ない正に直球ど真ん中のライブとなった。

セットはJ.Geils Band のレパートリーとピーターの4枚ソロアルバムから満遍なくセレクトされていて
正にベスト オブ ピーター・ウルフとなっていた。ソロアルバムで言うとLights Out やCome As You Are はアルバムで聴くより更にパワーアップされていてた。

Come As You Are はサビの

Come as you are, now come on
Come as you are, and well have a ball
Ain't gonna be no masquerade
Come as you are, or dont come at all

のCome as you are の後にwu wu と合いの手を入れるんだけどそこは皆んなで大盛り上がりだった。

J.Geils Band やPeter Wolf は日本ではそれほど知名度が高くないけど観にきている観客は皆んなバンドの曲もピーターの歌もよく知っていて本当にこのライブを楽しんでいるのがわかる。

ピーターウルフも得意のカエル跳びや手をグルグル回すお馴染みのアクションをバッチリ決めてとにかく歌えることが楽しくて仕方がないというオーラ全開だ。

ピーターウルフは歌もうまい、ロックンロールも良いけど泣きのバラードも抜群だ。

J.Geils Band のアルバムSanctuary に収録されている Teresa はピーターの歌唱にグッときた。
勿論彼らの大ヒット曲 堕ちた天使が大盛り上がりになったのは言うまでもない。この曲は今でも良く
CM に使われるので彼らのことは知らなくてもこの曲自体は聴き覚えのある方も多いと思う。

Does she walk? Does she talk?
Does she come complete?
My homeroom homeroom angel
Always pulled me from my seat

She was pure like snowflakes
No one could ever stain
The memory of my angel
Could never cause me pain

Years go by I'm lookin' through a girly magazine
And there's my homeroom angel on the pages in-between

My blood runs cold
My memory has just been sold
My angel is the centerfold
Angel is the centerfold

学生時代憧れていた女の子がポルノ雑誌の見開きに載っているのを見つけたことの驚きを
歌っている歌だけど歌詞はたわい無いけど曲がとにかくキャチーで一度聴いたら耳から離れない。
ライブ映えするし良い曲だ。

それこそ飛び散る汗やツバキがかかりそうなくらい近い距離で熱いシャウトを続けるピーター、一転切々と胸の内を歌うピーター! やっぱりロックのヴォーカリストはバラードも歌えないといけないと常々
思っているんだけどPeter Wolf は紛れも無い本物のロックヴォーカリストだと改めて思った

もっと多くの日本人に彼の良さや凄さを知って欲しいけどいかんせん日本でアルバム売れないもんね。
もう何作も前から新譜が出ても日本盤は出ないからね。
今でも渋いけど良いアルバム出してツァー続けてるんだけどね。


気がつけば2時間半を軽くオーバーするライブはあっという間に終わってしまった。アンコールではまだ歌いたそうだったけどスタッフに呼び戻されてステージの袖に引っ込んだピーター本当に素敵だった。

東京にいる友人に聞いたらその後の東京のライブは3時間超えだったそうだ。羨ましいかぎりである。
このようなライブをもっと日本で観れるようになると良いのにと強く思った。

とっても楽しい時間を過ごした僕はライブの余韻に浸りながら家路を急いだ。