ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

ヤァ ヤァヤァ! ポールも日本にやって来た ‼️ ①

2018-02-07 11:51:57 | ライブ
1990年の2月と3月はロックファンにとって特別な期間だった言える。

何せストーンズの初来日公演の興奮が冷めやらぬまま今度は元ビートルズのポール・マッカートニーのソロ初来日公演があったからだ。

60年代から活躍しているストーンズとビートルズというレジェンドのライブを90年代に入ってしかも同じ東京ドームで観れるなんて貴重な体験だと思う。

80年代後半のポールは低迷期と言われるくらいアルバムのセールスも落ち人気に陰りが出ていた頃だ。僕もウィングス解散後のポールには興味が持てず新譜を含めて聴くことすらしなかった。

僕にとってのポールはやはり76年のウィングスの全米ツァーの頃だ。映画ロックショーも観たし3枚組のライブは当時の僕には高価すぎて手が出なかったけどシングルのMaybe I'm Amazed はお小遣いで買える範囲だったので聴きまくっていた。

1週間前にストーンズを観たばかりだったのでポールに対する期待値は正直あまり高くなかった。
それはミックのソロで感じた物足りなさをストーンズがきっちり晴らしてくれた。だからいくらポールがビートルズの曲を歌ってもビートルズではないからミックの時に感じた物足りなさをまた感じるような気がしたからだ。

しかし、エルビス・コステロとの共作で話題となった新作Flowers In The Dirt は評判も上々だったのでライブの予習も兼ねて久し振りにCDを購入することにした。
早速新作を聴いてみるとMy Brave Face を始め収録された曲もなかなか充実していた。
そして俄然ライブへの期待値は上がったのだ。

今回のライブは何とアリーナの割と前の席だったのでステージが近くてライブが始まったらポールの一挙手一投足がよく見えそうだった。

この日もライブ前の儀式としてグッズの購入しに販売コーナーに並んだ。ストーンズみたいに欲しいグッズがないのでツァーパンフのみ購入して2度目の東京ドームの中に入った。

勿論ポールの作ったビートルズナンバーをポール自身のボーカルで聴けるなんてこんな幸せな事はない。でもポールはビートルズ解散以降もソロやウィングスで数々のヒット曲を世に送り出しているメロデイーメーカーでありロックヴォーカリストだ。だからむしろアフタービートルズの楽曲を目一杯歌ってビートルズナンバーはポイントで数曲歌ってくれたらいいと思っていた。
その思いは今も変わらない。僕がポールのライブで観たいオープニングはやはりVenus & Mars 〜Rock Show 〜 Jet だ。この流れが一番カッコいいしもしこのオープニングをしてくれたらそれだけで涙腺は大決壊してしまうだろう!

ポールもストーンズと同様聴きたい曲がありすぎて完璧と思えるセットリストなど作れるわけがないのでよりサプライズが多いセットの方が満足度が高くなるのではないだろうか?

色んな事を考えていたら遂に客電が落ちポールのライブの幕が切って落とされたのだ。






Get Back Tour

1990年 3月3日 東京ドーム

セットリスト

1. Figure Of Eight
2. Jet
3. Got To Get You into My Life
4. Rough Ride
5. Band On The Run
6. We Got Marrie
7. Let'em In
8. The Long And Winding Road
9.The Fool On The Hill
10.Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
11.Good Day Sunshine
12.Can't Buy Me Love
13.Put It There
14.Things We Said Today
15.Eleanor Rigby
16.This One
17.My Brave Face
18.Back In The U.S.S.R.
19.I Saw Her Standing There
20.Coming Up
21.Let It Be
22.Ain't That A Shame
23.Live And Let Die
24.Hey Jude

アンコール

25.Yesterday
26.Get Back
27.Golden Slumbers〜Carry That Weight 〜 The End