今回 PYG 時代の楽曲で唯一セルクトされた曲が
「花・太陽・雨」だった。
PYG は本当にすごいバンドだった。何せメンバーがタイガースとテンプターズそれにスパイダースと言うGS の3大グループからの選りすぐりで作ったバンドだもんな。
しかもジュリーとショーケンと言う2大カリスマがツインヴォーカルなんて今考えても奇跡としか思えない組み合わせだ。
でも時代が悪かった?結局彼らがしようとしたロックがファンに認められず短命に終わってしまった。 ジュリーはPYG のファーストシングルを出すに当たって 「花・太陽・雨」は難しすぎると1人難色を示し 「自由に歩いて愛して」を推していたそうだ。 確かに「自由に歩いて愛して」の方がギターのイントロも軽快でカッコよくて曲自体もキャッチーだしこちらの方が売れたかもしれない。
この曲は出だしの尭之さんのギターもカッコいいけど途中の大野さんのキーボードの間奏がこれまた良い。
「花・太陽・雨」はサリーの作詞で作曲は尭之さん。出だしのギターが重々しいし歌詞もなかなか哲学的でG Sの別形態としてPYG を捉えようとした人達には受け入れられなかったのだと思う。
尭之さんのインタビューで以前読んだけどPYG はオリジナルという事にこだわったそうだ。だから 作詞をプロの作詞家であるZU ZUさんに頼んだ 「自由に歩いて愛して」は目指すところが違うと言うようなことを言ってられた。確かPYG はメンバー自身による楽曲は多い。セールス的なものと理想とのギャップにも悩んだバンドだったのかもしれない。
広い東京ドームに鳴り響くギター🎸それに続くドラムそしてジュリーの歌 。間奏のギター🎸ソロもオリジナルに忠実にカズさんは弾いていた。
そしてエンディングの
あなたの 花
あたなの 太陽
あなたの 雨
あなたの 愛
花・ 太陽・雨
花・ 太陽・雨
花・ 太陽・雨
花・ 太陽・雨
の部分ほどこまでも荘厳に鳴り響くゴスペルのようだ。そして最後の花・ 太陽・雨を歌ってそこでスパッと全ての物を断ち切るかのように曲は終わる。
初めて聴く「花・太陽・雨」は本当に感動的だった。今度の古希のツアーの時も是非この曲をセットリストに入れて欲しい。
感動的な「花・ 太陽・雨」の後はファンみんなが待ち望んでいたジュリー黄金期のヒット曲のオンパレードが始まった。
ジュリーのソロ第1弾シングルとしてリリースされた 「君をのせて」 はその次のシングルで大ヒットした 「許されない愛」に比べたら緩やかでマイルド、心地の良いナンバーだ。若い頃のジュリーよりも年齢を重ねた今のジュリーの方が声質もこの曲にマッチしていると思う。熟成されたワインの様な味わいがある。しかし、何とロマンチックな曲なんだろう。ジュリーのあの声で歌われてコロっといかない女性はいないんじゃないかと思う。
ジュリーがヨーロッパのマーケットに進出を果たし実際パリでチャートの4位まで上がった「巴里にひとり」昔は前半は日本語後半はフランス語と歌い分けていた事もあったが今回は全編フランス語で歌った。恋人よ僕は地球の果てから来た男と言うのが言語の意味だけど何故か日本語の歌詞は恋人を残して一人でパリに来たと言う物語に変えている。この辺りが日本人の感覚とフランス人の感覚の違いなのかもしれない。
全体の約4分の1 の曲を歌ったジュリーだが、同じような曲はなく実にバラエティ豊かであること、それを見事に歌いあげている事、ジュリーのヴォーカリストとしての力量が半端ない事が分かる。
しかもフェイクなど入れずにオリジナルのキーのまま、曲自体の尺もそのまま、正に鉄人である。
そしてライブはさらに加速していくのだ!
ジュリー祭り 第1部
OVERTURE
1.そのキスが欲しい
2.60th Anniversary Club
3.確信
4.A・C・B
5.銀の骨
6.すべてはこの夜に
7.銀河のロマンス
8.モナリザの微笑
9.青い鳥
10.シーサイド・バウンド
11.君だけに愛を
12.花・太陽・雨
13.君をのせて
14.許されない愛
15.あなたへの愛
16.追憶
17.コバルトの季節の中で
18.巴里にひとり
19.おまえがパラダイス
20.6番目のユ・ウ・ウ・ツ
21.晴れのちBLUE BOY
22.Snow Blind
23.明星-VENUS-
24.風は知らない
25.ある青春
26.いくかの場面
27.単純な永遠
28.届かない花々
29.つづくシアワセ
30.生きてたらシアワセ
31.greenboy
32.俺たち最高
33.睡蓮
34.ポラロイドGIRL
35. a・b・c.....i love you
36.サーモスタットな夏
37.彼女はデリケート
38.君のキレイのために
39.マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!
40.さよならを待たせて
41.世紀の片恋
42.ラヴ・ラヴ・ラヴ
#ジュリー
# 沢田研二
#ジュリー祭り
「花・太陽・雨」だった。
PYG は本当にすごいバンドだった。何せメンバーがタイガースとテンプターズそれにスパイダースと言うGS の3大グループからの選りすぐりで作ったバンドだもんな。
しかもジュリーとショーケンと言う2大カリスマがツインヴォーカルなんて今考えても奇跡としか思えない組み合わせだ。
でも時代が悪かった?結局彼らがしようとしたロックがファンに認められず短命に終わってしまった。 ジュリーはPYG のファーストシングルを出すに当たって 「花・太陽・雨」は難しすぎると1人難色を示し 「自由に歩いて愛して」を推していたそうだ。 確かに「自由に歩いて愛して」の方がギターのイントロも軽快でカッコよくて曲自体もキャッチーだしこちらの方が売れたかもしれない。
この曲は出だしの尭之さんのギターもカッコいいけど途中の大野さんのキーボードの間奏がこれまた良い。
「花・太陽・雨」はサリーの作詞で作曲は尭之さん。出だしのギターが重々しいし歌詞もなかなか哲学的でG Sの別形態としてPYG を捉えようとした人達には受け入れられなかったのだと思う。
尭之さんのインタビューで以前読んだけどPYG はオリジナルという事にこだわったそうだ。だから 作詞をプロの作詞家であるZU ZUさんに頼んだ 「自由に歩いて愛して」は目指すところが違うと言うようなことを言ってられた。確かPYG はメンバー自身による楽曲は多い。セールス的なものと理想とのギャップにも悩んだバンドだったのかもしれない。
広い東京ドームに鳴り響くギター🎸それに続くドラムそしてジュリーの歌 。間奏のギター🎸ソロもオリジナルに忠実にカズさんは弾いていた。
そしてエンディングの
あなたの 花
あたなの 太陽
あなたの 雨
あなたの 愛
花・ 太陽・雨
花・ 太陽・雨
花・ 太陽・雨
花・ 太陽・雨
の部分ほどこまでも荘厳に鳴り響くゴスペルのようだ。そして最後の花・ 太陽・雨を歌ってそこでスパッと全ての物を断ち切るかのように曲は終わる。
初めて聴く「花・太陽・雨」は本当に感動的だった。今度の古希のツアーの時も是非この曲をセットリストに入れて欲しい。
感動的な「花・ 太陽・雨」の後はファンみんなが待ち望んでいたジュリー黄金期のヒット曲のオンパレードが始まった。
ジュリーのソロ第1弾シングルとしてリリースされた 「君をのせて」 はその次のシングルで大ヒットした 「許されない愛」に比べたら緩やかでマイルド、心地の良いナンバーだ。若い頃のジュリーよりも年齢を重ねた今のジュリーの方が声質もこの曲にマッチしていると思う。熟成されたワインの様な味わいがある。しかし、何とロマンチックな曲なんだろう。ジュリーのあの声で歌われてコロっといかない女性はいないんじゃないかと思う。
ジュリーがヨーロッパのマーケットに進出を果たし実際パリでチャートの4位まで上がった「巴里にひとり」昔は前半は日本語後半はフランス語と歌い分けていた事もあったが今回は全編フランス語で歌った。恋人よ僕は地球の果てから来た男と言うのが言語の意味だけど何故か日本語の歌詞は恋人を残して一人でパリに来たと言う物語に変えている。この辺りが日本人の感覚とフランス人の感覚の違いなのかもしれない。
全体の約4分の1 の曲を歌ったジュリーだが、同じような曲はなく実にバラエティ豊かであること、それを見事に歌いあげている事、ジュリーのヴォーカリストとしての力量が半端ない事が分かる。
しかもフェイクなど入れずにオリジナルのキーのまま、曲自体の尺もそのまま、正に鉄人である。
そしてライブはさらに加速していくのだ!
ジュリー祭り 第1部
OVERTURE
1.そのキスが欲しい
2.60th Anniversary Club
3.確信
4.A・C・B
5.銀の骨
6.すべてはこの夜に
7.銀河のロマンス
8.モナリザの微笑
9.青い鳥
10.シーサイド・バウンド
11.君だけに愛を
12.花・太陽・雨
13.君をのせて
14.許されない愛
15.あなたへの愛
16.追憶
17.コバルトの季節の中で
18.巴里にひとり
19.おまえがパラダイス
20.6番目のユ・ウ・ウ・ツ
21.晴れのちBLUE BOY
22.Snow Blind
23.明星-VENUS-
24.風は知らない
25.ある青春
26.いくかの場面
27.単純な永遠
28.届かない花々
29.つづくシアワセ
30.生きてたらシアワセ
31.greenboy
32.俺たち最高
33.睡蓮
34.ポラロイドGIRL
35. a・b・c.....i love you
36.サーモスタットな夏
37.彼女はデリケート
38.君のキレイのために
39.マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!
40.さよならを待たせて
41.世紀の片恋
42.ラヴ・ラヴ・ラヴ
#ジュリー
# 沢田研二
#ジュリー祭り