のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

浅見光彦の平塚亭の前で 素敵なおばぁちゃんに会った

2015年12月22日 00時53分23秒 | ウォーキング

内田康夫のサスペンス小説 殆ど浅見光彦という人物が主役である

兄が警視庁・刑事局長 その弟であり独身 ルポライターが仕事だが 数々の事件を解決する

この小説が私は大好きで 本も読み テレビでは録画して見るほどだ

 

何が好きかと言うと 旅情サスペンスであり 各地の観光地や歴史ある神社仏閣も登場する

特に現地調査が丹念に行われ 歴史なども この小説で知ることもある

旅好きな私には 西村京太郎のサスペンスとあわせ 楽しく読んだり見たりしていた

 

この浅見光彦の家は 東京・北区の西ケ原と小説に有り 随所に近くの平塚神社が登場する

そして 甘党の光彦は その入り口にある平塚亭の団子が美味しいといつも語る

実在する人物ではないが その神社と平塚亭は実際に有り いつか訪れてみたいと思っていた

 

 

昨日 ウォーキングで亀戸駅近くに行き そうだ このまま電車で行こうと即断した

久しぶりの電車だ 京浜東北線で上中里駅で下車した

平塚神社は駅前から緩い坂を上ってすぐのところにある

 

 

やや近いところに 旧古河庭園があり こちらは何度か添乗員でご案内した

境内は細長く 参道がのびている

大みそかから新年初詣にかけては 地元の人で賑わうであろうが 境内に人影は無い

 

 

大通りに面した入り口に この平塚亭がある

かなり永い間の歴史がありそうな 店構えである

写真を撮っていると 高齢の女性が話しかけてきた

 

 

この店はね 古くから営業しており 先代が亡くなって今は息子に代は変わっているのよと言う

聴けば近くに住む 年齢は86歳と言う元気な方だ

気さくな話しかけに 私もいろいろ店の前で話を聴く

 

 

平塚神社も由緒あるところですよ 

そして この付近は 昔はこんなに家が無く 趣があったと言う

そうですね どこも家が建ち町並みも変わり 昭和が遠くなっていくねと 私も共鳴する

 

この平塚亭も美味しいけれど 私はこの先の 青柳と言う店が好きなのよと言う

それでは私も行ってみようと歩き出したが かの女性もその方向に向かうようだ

とりあえず 町並みガイドをして貰いながら歩き出した

 

 

ちょっと行ったら ここのラーメンも美味しいのと言う

ちょうど昼時 私も一緒に入ろうかと中を覗くと 満員である

まあいいか 諦めて また少し歩く その先の会館の地下でも私は食べることがあるのと言う

 

 

ただ月曜日は休館とのこと その滝野川会館の前に小さな案内が張り付けてあった

ちょうど この時間 ミニコンサートが開催されていて 30分は過ぎている

半分でも聴きましょうかと 二人で入って行った

 

 

フルートの演奏で ピアノ伴奏のコンサート 因みに無料である

撮影禁止で撮れないが 若い二人の合奏も 私には小さなクリスマスプレゼントだった

この女性は少し咳が出て 迷惑をかけるからと出て行った 短い出会いと別れだった

 

 

ご主人を亡くされ その方はバイオリンを弾かれることから クラシックが好きと言う

浅草の生まれと言うから いわゆる江戸っ子である

東京大空襲では 猛火の中を逃げまどい 隅田公園のところで助かったと言う

 

両国の震災記念堂には 東京大空襲の記録も展示されている

じゅうたん爆撃の焼夷弾は下町の殆どを焼き尽くした

その場で焼け死に 助かっても川に飛び込み 何十万の方が亡くなった戦争の惨劇だ

 

 

そのあと お勧めの青柳で 栗まんなど買い 平塚亭では お団子を買ってきた

月曜休園かと思っていた旧古河庭園は 営業しており ただし館内は休みである

ツアーで案内しても忙しく 奥の庭園までは行かなかったが 初めて園内一周をした

 

 

帰りに秋葉原まで京浜東北線の電車 気がつけば女性専用車である

朝晩の通勤時は専用だが 昼間の時間帯は男性でも乗れる

それでも 女性専用車と書いてあると なんだか落ち着いて座っていられないものだ

 

 

各して いつかは行きたいと思っていた平塚亭と 平塚神社の訪問は終わった

私には もうひとつ 行きたいところがあるが それは 平林寺である

60年前行ったきりだが 女性の想い出など無く ただ 頭の中に いつも繰り返し出てくるのだ

 

 

     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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