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“日本嫌い”の中国の大学生を減らしたい ある夫婦の28年間の取り組み

2016年06月19日 06時57分20秒 | うたごえ

近くて遠い国 それは韓国と中国である

古い歴史の上では 二つの国は日本と仲良く交流をし文化も大きな影響をもたらしていた

それが現在では 互いに信頼を失い 嫌悪感まであることを否めない

 

私も どちらかと言うと あの政治体制は受け容れがたく思っている

しかし いつまでも反目しあうのではなく将来は互いの理解で友好を築いて欲しいものだ

民間の人々は 教育や宣伝で反日の思想に染まるものであり 心情は変えられると思う

 

今 中国人の爆買いが話題になっているが 日本の経済には潤いを与えている

私は この事は歓迎である なぜなら日本の製品の品質 技術の高いことを証明している

そして 何より日本の文化や歴史に触れて 真の日本を理解していくチャンスでもある

 

観光客でも中国人の姿は多い 最近では有名観光地のみではなく 地方にもかなり行く

単なる買い物だけではなく 土地の伝統 風習などにも自然に触れ合いを深めて行くだろう

そこには これまで教えられてきた日本と大きく違うことを 肌で感じで行くに違いない

 

私も趣味で30年ほど前 中国語会話を独学で勉強した

外国の方と会話をする時 その国の言葉が出来たら 瞬時に互いの距離が縮まる

そんな思いで 参考書を何冊も買って 居間に風呂場にトイレにも置いて練習した

 

中国を公式訪問する機会も会って 1991年 10泊11日で各地の視察ツアーに行った

天安門事件から間もない時期である 自由時間には 私は街を見て歩く

通常の生活や暮らし方を知ることも 大切な要素である 以来5回ほど観光ツアーにも行く

 

 

前置きが長くなったが 先日 下町のうたごえで参加者の女性が私に一冊の本を手渡した

ご夫婦の 手づくり・日中交流の記録である

以前から 少しは彼女のブログで知っていたが 改めて偉大なご夫婦の活動に感服した

 

 

28年間 “日本嫌い”の中国の大学生を減らしたい これがテーマの日々である

そのため ご主人は 朝日新聞の政治記者でもあり首相の番記者でもある職を辞した

退職金はこの活動に費やし ここから永い28年のたゆまぬ努力が続けられたのである

 

 

大学生に真の日本を理解して貰う この観点が私には先見の明があると思う

これからの社会を担って行く若者たちが 正しい見方によって政治のあり方を変えて行く

台湾でも 大学生たちが ひまわり運動で大きく政治に影響を与えていたのが最近だ

 

 

日本語で日本理解を深めて行く 日本の正しい知識を深めて貰いたい

そのため 日本語教材を出版 中国各地の大学生に手渡す この活動を始めた

中国は広く人口も多い 手渡した教材は 28年間で31万冊と言う途方もない数である

 

ご主人の政治記者だった頃 田中首相 福田首相との記念写真

竹下首相のコメント

細川首相のコメント

 

それも 季刊にしたり 年度で変えたり出版するのである

狭い自宅が発送の事務所となり その他の書類で埋め尽くされただろう

それだけでは無い 日本語コンクールも企画して 発表させてきた

 

 

これによって このご夫婦と 大学生の友好は深まり尊敬と感謝をされてきた

彼らの日本を見る目は 教えられてきたものと違って 信頼と友好の日本に変わってくる

結婚して生まれてくる子供たちもいる これからの社会は現在とは違う体制になると信じる

 

 

気の遠くなるような28年間である

私財を投じて そして 実際の活動に費やしてきた時間 尊いものだ

改めて尊敬と敬意を表して ご夫婦の集大成である この本を紹介させて下さい

 

 

最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

 

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