ピンネの風に揺られて

気ままな日帰り山行

前田森林公園の昼

2012年06月26日 05時49分12秒 | 日記
久し振りの好天気。駐車場隣のグランドでは、70代の男性がサックスを吹いている。
公園に足を向ければ、20代の女性が立ち姿でスケッチをしている。3世代の家族が散策して祖父と思われる男性が望遠のカメラでファインダー越しに孫を捉えている。10羽の子カルガモが両親の後を必死に泳いでいる。カール越しに聳える「手稲山」。

「北の無人駅から」その3

2012年06月23日 05時31分18秒 | 
桑原 康生・八重子 ご夫婦
エゾシカが増えていることに対して、天敵である「オオカミ」を野山に放そうと考えている方。自らもハンターとしてシカの狩猟を行っている。

欧米との文化の違い:(日本)農耕文化「オオカミは害獣(シカ、サル、イノシシ)を退治」
(欧米)狩猟文化「オオカミは邪悪の象徴(赤ずきんちゃん、三匹の子ぶた)」

『殺すから畏れの感情も抱くし、シカの血の一滴さえムダにしないという獲物に対する感謝の慈しみの感情も生まれる』
この言葉と同じ様な表現をされた方がいました。「羆撃ち」の久保俊治氏です。

くしくもお二人が住んでいるのは(標茶町)と(標津町)の道東の隣合わせといっても良い所です。

「北の無人駅から」その2

2012年06月22日 05時33分46秒 | 
初めてこの本を目にした時の印象は「北海道内の色々な数の無人駅が出てきて、旅情をかもし出してくれる本」だと思っていました。実質800ページ近くの中で「6駅」です。
その答えは、作者の方が「あとがき」の中で書いています。
「私は無人駅にも鉄道にも、じつは大して興味はなかったのだ。興味があるのは人だった。無人駅をテーマにしながらも、私は人を求めて旅をしていた。」
だから私にも共感できたのかな?