自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
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金浦 掛魚祭り

2012年02月03日 12時07分42秒 | Weblog
 明日は「掛魚祭り」
「掛魚祭り」は毎年2月4日の立春の日に行われます。元禄年間(1688~1704年)以来、300年の伝統をもつと伝えられているこの祭りは、別名「たら祭り」とも呼ばれます。
 掛魚(かけよ)とは、漁から帰った漁師が氏神様や恵比寿様にお供えする魚のことで、祭りの主役となる大タラは1匹ずつ荒縄に釣り下げられ、海上安全や豊漁を願って金浦山神社の神前に供えられます。かつては、タラ船一艘一艘から最も大きなタラが1本ずつ選ばれ、タイやアラなどとともに奉納されていたと言われています。
 神事の後は、勢至公園で金浦神楽が披露され、大鍋で名物のタラ汁がふるまわれます。掛魚まつりは金浦地域の漁師たちが1年間の豊漁と海上安全を祈願する行事。江戸時代の元禄年間(1688年―1704年)に始まったとされる。タラが不漁だった年は、青森から立派なタラを購入して奉納したこともある。
 祭り前にとれたタラから、えりすぐられた一品ばかり。大きいものでは体長1メートル20センチ、重さは約15キロに達します。参加するのは漁師約50人で、このうち若手を中心に漁港から神社までの約2キロの道のりをタラを担いで歩きます。

 昔はオスも奉納されたそうだが、最近はメスばかりが奉納される。オスに比べ体長が大きいためだが、ベテラン漁師は「別の理由もある」と言います。グルメ番組などの影響で白子の「ダダミ」が珍重されるようになったのだ。オスは現在、浜値でメスの倍以上。
 タラの奉納数は漁師の数の減少に伴い、減少傾向にある。金浦漁港は最盛期で26隻の底引き船が所属していたが、現在は7隻にまで減った。かつては30匹以上が奉納されることは珍しいことではなかったという。
 肉体労働と不安定な収入。海を相手にする仕事は若者から敬遠されている。明日は悪天候が予報されているので、タラ祭りも大変です。
 
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