いっしょに食べよう

60代おばさん、京都で夫とお気楽暮らしをしています。

お世話になりました。

2017年08月19日 | 中国山東省 東平暮らし


   今回は7月初めに東平に来て明後日21日の便で京都に帰ります。
   まぁいつも通りの毎日だったのですが、
   思いがけない事になりました。

     たっちゃん、9月末で本帰国します。

   2005年5月初めて上海に来て香港~再度の上海、
   一番長い6年半の山東省を入れて12年半の中国生活でした。
   中国は60歳で外国人の就業ビザが取れないそうで
   9月に58歳のたっちゃんはまだ2年ここで踏ん張らないとあかん、
   と覚悟というか気合と言うかだったのですが急な展開です。

   わたしは元々中国にはさほど興味が無くて
   「なんで中国なんだ、、、」でした。
   実際に来て見て体験して「やっぱり好きになれない中国」です。
   特に東平の町は日本人にはキツイことが多すぎて
   情けない気持ちになる連続です。

   「海外暮らしってうらやましぃわ」
   「海外で暮らしてみたいわ」 って言う人がいるけれど
   海外っていろいろやし日本が一番やよ。
   ビビりで消極的で社交性のないわたしには向いてない、
   どんだけあかんタレかを思い知らされました。

   でもたっちゃんは一言も文句を言わない、
   いつでも冷静に受け止めて前進していく、
   一番しんどいのになぁ。
   感謝とねぎらいの言葉が思いつきません。

   初めて上海で地下鉄に乗った時、上海の日本領事館が襲撃された
   すぐ後だったので緊張して日本語を発さないようにしてた。
   路上の安物アクセサリーを値切って買うのがちょっと楽しかった。
   
   上海でも香港でもバスに乗って街をぐるぐる遊んだね。
   香港マラソンも体験できたし近くの市民プールで真っ黒になるまで泳いた。
   (その頃のお肌へのツケは今も残っている)
   若かったね、りっちゃん。

   色んな事が頭の中でいっぱい回っています。
   山東での暮らしは一番参ったけれどそれも含めて全部
   わたしの一生の宝物です、全部人生の肥やしにします。

   上海の王総経理、ずっとたっちゃんの片腕をしてくれた朴ちゃん、
   帰る間にお会いする時間が無くてごめんなさい。
   
   大阪実家にも妹家族にもどれほど心配をかけた事か、申し訳ないです。
   長い事我が家の鍵を預かってくれている大魔神じゃなくて  
   守護神様本当に感謝しています。
   出かける時はゴミの心配までしてくれるお隣さん、ええひとです。

   中国に来たからこそネットで知り合えた皆さん、
   めったに会えなくてもいつも親切にしてくださりお会いできて良かった。
   まさか山東で! カイさんのお陰で山東暮らしの楽しみが出来ました
   これからは日本でお会いできる事を楽しみにしています。

   独身時代からの仲良し4人組(あんたのことやで)
   りいち帰るで、またガールズトークしよね
  
   (今メールの調子が悪くて受発信できません)

   たっちゃんは9月半ばに次の仕事の準備で出張帰国、
   最終は9月27日の便で京都に戻ります。
   わたしはまたの往復航空券や高鉄代がもったいないので
   明後日帰国で終わり、もう山東には来ません。
   部屋の片付けに気持ちだけが焦っています。
   明日はたっちゃんも休みなので、一気に片づける予定。

   好きにはなれなかった中国、
   でも工場の人たちは優しく接してくれました、ありがとう。
   孫の成長をあと少し見られると思っていたけれど
   馨儿、日本のおばあちゃんは帰ります、再见!