初開催

天気予報通り、こちらも昨日のお昼から雨が続いてます。

台風接近中の九州の鹿児島と長崎から注文の電話があり
遅延の可能性があると伝えました。

この前、台北故宮博物館の日本展が来年初めて開催されると
知りました。

そこで早速、野嶋剛著「ふたつの故宮博物院」を図書館で借りました。

この本は市町村合併する前の安土図書館所蔵の本でした。
意外なところで、市町村合併の恩恵がありました。

台北の故宮は蒋介石が大陸から運んだことぐらいの知識しか
ありませんでしたが、日中戦争前に北京・故宮博物院の文物が
南京に疎開、その後戦況の悪化により山間の西方にまた移動
国共内戦により、一部が台湾に渡りました。

日本では文化人・政治家が早くから日本展の開催を希望し
（本当は北京・台北両故宮博物院共同開催が理想だったそう）
やっと来年開催されることになりました。

北京よりも台北の方が数は少なくても、質の高い物があると
聞いてます。でも、開催地が東京と福岡だけなのが残念です。
東京に日帰りで行っても、待ち時間がどうなるかなあと思います。

大阪では開催されないのは、文化をあまり重視しない某知事の
影響かも。

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