KKです。
卒業式を終えホッとしています。
まだ余韻が残っています。式の間は変に
緊張をして落ち着いて様子を見れなった
です。
ビデオを見てじわじわといろんな気持ちが
押し寄せてきます。
さて、先月末に熊本市立小学校PTAが
PTA非会員家庭に対して差別的な内容を
書いた文書を全児童の世帯に配布した事が
ネットに出ました。
今月は新聞で報道され大騒ぎになって
います。
新聞は続報が出ました。さらなる取材を
されているのではないかと期待して
います。
今回はその文書について考えたいと
思います。
西日本新聞 2018年03月16日
PTAの悲痛な現状 保護者は苦悩
任意のはずが…役員強制やペナルティーも
記事はこちらです。
PTA会長名で記載されていた文書の
内容は以下の5点です。
(番号はこちらで便宜上入れました)
1.PTA共済の加入ができません
→登下校時のひどいケガ部活動の送迎時の
ケガ、歯のケガ゛、などご自身の保険で
全てご対応ください。
2.〇〇小安心メールの配信はなくなり
ます
→不審者情報、緊急下校、台風などの災害
時によるお休みや登校時間の変更など
メールでお知らせできません。
速やかな情報は得られなくなります。
3.非加入である事をお知らせする場合が
あります
→年度初めの役員決め時、学級活動など
必要に応じて非加入世帯であることを
他の保護者の皆様にお知らする場合が
あります。
4.広報誌、学級・学年活動などPTA行事
に関するお知らせプリントは配布でき
ません。
5.活動に必要な材料、記念品は実費負担
になります
→コサージュや記念品など希望された場合
購入先はお知らせしますが、購入準備は
ご自分でされてください。
PTAからの連絡はありませんので、機を
とらえてご連絡ください。
この文書を見た時に大変驚きました。
PTAは任意加入の団体です。入会しない事
で不利益はないはずです。
しかしこの文書にはたくさんの不利益が
書き連ねられており非会員の方は不愉快
だったと思います。
5点について全部反論出来るな~と思い
ました。
ネットに出てからすぐ有志で熊本市教育
委員会に対してこの文書について抗議や
見解を求める連絡をしています。
すぐに熊本市教育委員会は対応せず返答
を待っている最中に西日本新聞が報道し
ました。
報道されたその日に熊本市教育委員会の
見解が有志に届きました。
その見解を今度は西日本新聞に連絡し
それを受けて続報が出ました。
西日本新聞 2018年03月21日
PTA非加入「ペナルティー」文書は
「適当ではない」
熊本市教委が見解 報道後に疑問視
する声
記事はこちらです。
熊本市教育委員会の見解は次の通りです。
1.学校管理下でのけがは「災害共済給付
制度」で対応
2.安心メールは希望者全員に送信
3.学校活動で加入の有無を知らせることは
ない
4学校を通して配布するプリント、広報誌は
全員に配布
5.学校行事に関しては、加入の有無で
記念品の購入など、活動に支障が出ない
よう学校が対応。
熊本市教育委員会の見解は真っ当ですね。
熊本PTA裁判が起きた土地でありPTAの
任意加入や非会員の子どもへの差別に
ついてよその自治体より敏感ではない
のかと感じていました。
コサージュ差別は熊本PTA裁判でも
ありました。
まだコサージュをPTAから配布し非会員
の子どもに実費負担を求めるのか。
西日本新聞の記事によると、
>市教委は昨年6月、自由に入退会
できることを保護者に周知するよう、
全校に伝えている。
裁判後もPTAの姿勢は変わらないのか等
感じました。
教育委員会はそうはいかずあの見解が
出たのでしょう。
当該小学校長は何を考えて文書の配布を
認めたのかと大変疑問です。
記事の中で見逃せない内容が最後にあり
ます。
>文書を配布した小学校は「加入の
是非で子どもが差別を受けることが
ないようにする」と説明。
ただ「見解には従うが、詳細については
検討すべき内容が含まれていると思う」
と話し、文書の撤回、訂正はしていない。
見解に従うが文書の撤回、訂正しない、
とはどういう事なのでしょうか。
昨日熊本市は熊本市立学校等教職員異動
一覧を発表しました。
それを見ると当該小学校長は退職
でした。
公務員生活の最後に汚点を付けたくなか
ったのでしょうかね。
過ちを認め正しい道に保護者やPTA役員を
導く事が学校長として最後の責務だった
のでないかと思います。
非常に残念です。
今後は新任校長と非会員はやり取りに
なるのでしょか。
西日本新聞にはその後の経緯をまた報道
して欲しいと思っています。
文書にして保護者に配布するとは恐れ
入ります。スゴイです。
文書を配布しなくても同じように
PTA非会員家庭や子どもに対しての差別は
仕方ないと考える学校やPTAがあるのでは
ないでしょうか。
そんな考えは即刻改めて欲しいと思い
ます。
PTAに保護者が入会しない事が理由で子ど
もに不利益があってはなりません。
そんな団体は学校内にいるべきではあり
ません。
学校外に事務所を構え会員限定にし学校外
で好きな事をすれば良いと思います。
学校内で活動をするのならすべての児童
生徒を支援対象として等しく扱う。
公共性のある活動をしなければ学校内
に部屋がある根拠がなくなります。
もうすぐ新しい年度が始まります。
希望と夢を抱いた子どもと保護者を悲しま
せるような残念な運営をするPTAがなくな
る事を心から願っています。
今回はここまで。
では、次回!
卒業式を終えホッとしています。
まだ余韻が残っています。式の間は変に
緊張をして落ち着いて様子を見れなった
です。
ビデオを見てじわじわといろんな気持ちが
押し寄せてきます。
さて、先月末に熊本市立小学校PTAが
PTA非会員家庭に対して差別的な内容を
書いた文書を全児童の世帯に配布した事が
ネットに出ました。
今月は新聞で報道され大騒ぎになって
います。
新聞は続報が出ました。さらなる取材を
されているのではないかと期待して
います。
今回はその文書について考えたいと
思います。
西日本新聞 2018年03月16日
PTAの悲痛な現状 保護者は苦悩
任意のはずが…役員強制やペナルティーも
記事はこちらです。
PTA会長名で記載されていた文書の
内容は以下の5点です。
(番号はこちらで便宜上入れました)
1.PTA共済の加入ができません
→登下校時のひどいケガ部活動の送迎時の
ケガ、歯のケガ゛、などご自身の保険で
全てご対応ください。
2.〇〇小安心メールの配信はなくなり
ます
→不審者情報、緊急下校、台風などの災害
時によるお休みや登校時間の変更など
メールでお知らせできません。
速やかな情報は得られなくなります。
3.非加入である事をお知らせする場合が
あります
→年度初めの役員決め時、学級活動など
必要に応じて非加入世帯であることを
他の保護者の皆様にお知らする場合が
あります。
4.広報誌、学級・学年活動などPTA行事
に関するお知らせプリントは配布でき
ません。
5.活動に必要な材料、記念品は実費負担
になります
→コサージュや記念品など希望された場合
購入先はお知らせしますが、購入準備は
ご自分でされてください。
PTAからの連絡はありませんので、機を
とらえてご連絡ください。
この文書を見た時に大変驚きました。
PTAは任意加入の団体です。入会しない事
で不利益はないはずです。
しかしこの文書にはたくさんの不利益が
書き連ねられており非会員の方は不愉快
だったと思います。
5点について全部反論出来るな~と思い
ました。
ネットに出てからすぐ有志で熊本市教育
委員会に対してこの文書について抗議や
見解を求める連絡をしています。
すぐに熊本市教育委員会は対応せず返答
を待っている最中に西日本新聞が報道し
ました。
報道されたその日に熊本市教育委員会の
見解が有志に届きました。
その見解を今度は西日本新聞に連絡し
それを受けて続報が出ました。
西日本新聞 2018年03月21日
PTA非加入「ペナルティー」文書は
「適当ではない」
熊本市教委が見解 報道後に疑問視
する声
記事はこちらです。
熊本市教育委員会の見解は次の通りです。
1.学校管理下でのけがは「災害共済給付
制度」で対応
2.安心メールは希望者全員に送信
3.学校活動で加入の有無を知らせることは
ない
4学校を通して配布するプリント、広報誌は
全員に配布
5.学校行事に関しては、加入の有無で
記念品の購入など、活動に支障が出ない
よう学校が対応。
熊本市教育委員会の見解は真っ当ですね。
熊本PTA裁判が起きた土地でありPTAの
任意加入や非会員の子どもへの差別に
ついてよその自治体より敏感ではない
のかと感じていました。
コサージュ差別は熊本PTA裁判でも
ありました。
まだコサージュをPTAから配布し非会員
の子どもに実費負担を求めるのか。
西日本新聞の記事によると、
>市教委は昨年6月、自由に入退会
できることを保護者に周知するよう、
全校に伝えている。
裁判後もPTAの姿勢は変わらないのか等
感じました。
教育委員会はそうはいかずあの見解が
出たのでしょう。
当該小学校長は何を考えて文書の配布を
認めたのかと大変疑問です。
記事の中で見逃せない内容が最後にあり
ます。
>文書を配布した小学校は「加入の
是非で子どもが差別を受けることが
ないようにする」と説明。
ただ「見解には従うが、詳細については
検討すべき内容が含まれていると思う」
と話し、文書の撤回、訂正はしていない。
見解に従うが文書の撤回、訂正しない、
とはどういう事なのでしょうか。
昨日熊本市は熊本市立学校等教職員異動
一覧を発表しました。
それを見ると当該小学校長は退職
でした。
公務員生活の最後に汚点を付けたくなか
ったのでしょうかね。
過ちを認め正しい道に保護者やPTA役員を
導く事が学校長として最後の責務だった
のでないかと思います。
非常に残念です。
今後は新任校長と非会員はやり取りに
なるのでしょか。
西日本新聞にはその後の経緯をまた報道
して欲しいと思っています。
文書にして保護者に配布するとは恐れ
入ります。スゴイです。
文書を配布しなくても同じように
PTA非会員家庭や子どもに対しての差別は
仕方ないと考える学校やPTAがあるのでは
ないでしょうか。
そんな考えは即刻改めて欲しいと思い
ます。
PTAに保護者が入会しない事が理由で子ど
もに不利益があってはなりません。
そんな団体は学校内にいるべきではあり
ません。
学校外に事務所を構え会員限定にし学校外
で好きな事をすれば良いと思います。
学校内で活動をするのならすべての児童
生徒を支援対象として等しく扱う。
公共性のある活動をしなければ学校内
に部屋がある根拠がなくなります。
もうすぐ新しい年度が始まります。
希望と夢を抱いた子どもと保護者を悲しま
せるような残念な運営をするPTAがなくな
る事を心から願っています。
今回はここまで。
では、次回!