昨夜はレストランの予定人数がいっぱいになってアットホームな講演会になりました。久しぶりにこれまでやってきたことを少ししゃべり、参加された皆さんの質問や感想に耳を傾けていると見事にその方の現場が映像を見るように鮮明にイメージされます。IT関係から病院、農業、会計士や社労士、公務員、雑誌編集長等様々な分野の方から出る質問のすべてに即答できるのはやはりあらゆる現場をやってきたからだな、と一人感じていました。
違う分野の方々のそれぞれの課題を一緒になって考えるこういう機会はまさに「新しい公共」の場です。熊大生が終了後に「勉強になった」と言ってましたが本音を感じました。実践、実戦の人生でした。ゆりかごから墓場まで、といいますが本当に様々な現場に入り一緒に仕事をしながら発信すべきことや仕組みを創ってきました。
昔、俳優の鶴田浩二さんが「傷だらけの人生」という歌謡曲を流行らせましたが、講演中に「実戦だらけの人生」との言葉が見えました。実戦しかなかったといっていいほど現場で考え実践してきましたからすべて人間の暮らしに基づく理屈があります。机上の空論ではなくて人生の理屈が本当に必要な情報発信の仕組の基本理論になるはずです。講演会は参加者と一緒に行動する前提でやれるとこうやっていくらでも発想が浮かびます。面白いですね。まずは使えるTVの使い方を実戦的に考えます。