9月8日
電気がついたので 気持ちも落ち着いた朝だった
スマホには友人たちからの電話やラインやメールなどがたまっていた
皆さん 有り難うございます 涙が出ちゃいます
久しぶりのテレビには被災地のニュースばかり どれも悲しく辛い映像だ
私には ラジオの被災情報だけだった
これらの映像を見てた人たちは それはそれは心配になるだろうなあ
「北海道の人たちは 停電で情報が入らないから SNSで拡散してください」って
テレビで言ってたよと電話をしてくれた友人が言っていた
ああそれで 息子のラインにニュースが添付されていたのか
道外の方たちは北海道で一括りだから
みんな一言めは「無事ですか?」でした
「ありがとう 世の中」と言いたくなる
バスが通じたので
施設でお世話になっている母の所に行く
いつもと変わらない車窓の景色だったけど
何となく空気が重く沈んでいるように感じるのは 気のせいだろうか
母は元気にしていた
母の決まり文句「一体全体どうなっているんだ!」と大きな声を出していた
「すみませんねえ」と頭を下げると
周りの人たちが 「元気の証拠だから」と言ってくれた
母の顔を見て 安心 ホッとする
帰り イオンに寄る
生鮮食品はじめ 食品の棚はガラあきだった
みんなが買ってしまった後なのか
品物が入ってこないためなのか 分からないけど
ここにも日常はなかった
改めて 大変なことになっていたんだと 感じた
防災対策の大切さを痛感する
必要だとは思いながらも どこか「大丈夫だろう」という甘さがあった
IHコンロでお湯も沸かせなかったというと
「カセット式コンロを用意していなかったの?」と友人に言われる
落ち着いたら 揃えよう
電気じゃない暖房器具も必要だし
心も生活も見直しが必要なんだなあ
まだまだ 辛く大変な思いをしている人たちが大勢います
自分に何ができるのだろうか 考えていきたいと思います
皆様 温かいご支援をお願いいたします