私の生活基盤が釧路で
過ごすことになった頃
東京などの友人から
釧路の天気予報も
見るようになったよと
よく言われた。
「ああ私のこと気にとめて
くれているんだなあ」と
勝手にしんみりしていた。
天気予報は
自分がいる地のみならず
家族、知人に思いを
はせるものでも
あるんだなあ…
知らず知らずのうちに
私もしっかり釧路の住人に
なっていた。
寂しいといっているうちに
東京の天気予報に
注目している自分がいる。
少しずつあちらモードに
なってきている。
父母も居なくなってしまった今
釧路での旧友、
新しく知り合った
友人たちのことを
思いながら
天気予報を見るのだろうなあ。