日本密教の歴史を考える
日本で密教を広めたのは、何といっても空海さんに間違いのないところである。空海さんが立宗した真言宗は表に出ている宗教であるが、この真言宗を広めるにおいて数々の法力を使ったと記されている。が、その法力は真言密教として縁ある人にしか教えられていないように思う。
また、なぜ密教に必要な仏舎利が死後500年以上経った後日本に渡り、その後、後白河法皇(ごしらかわほうおう)に渡ったのであろうか?わずか80粒しか持って帰ってない仏舎利をである。謎である。親鸞聖人の師匠は法然上人である。親鸞聖人は法然上人の教えに「他力本願」を加えることになる。他力本願とは、イニシエーションと言われる伝法(開眼法要)を授かった後、「南無阿弥陀仏」を9回唱えるだけで極楽浄土に行けると言われる法である。最近はナムの一声でも良いと言われているようである。
お釈迦さんは、6年間の修行を行い悟りを得た。解脱に成功した後「6年間の苦行は無駄であった」と言われている。何か親鸞聖人の言う「他力本願」に似ていないだろうか?おそらくであるが、親鸞聖人はイニシエーション用の特別な仏舎利を、何らかの方法で入手したのではと思うのである。何らかの方法とは、後白河天皇経由しか考えられないのである。後白河天皇は1,127年に生まれ1,192年に没している。法然上人は、1,133年に生まれ1.212年に没している。親鸞聖人は、1.133~1.263年である。完全にかぶっているのである。
親鸞聖人が、浄土真宗を立宗し他力本願を打ち出すことにより、困ったのは他宗派である。負けてなるものかと、仏舎利を探すが見つからないので、やむなく仏舎利に似た石(仏舎利石)や宝石を祀るようになったのであろう。これが今日に至っており、仏舎利塔や五重の塔に奉納されている仏舎利は、学者の調査によると99.9%偽物であることが判明したのであります。
でありますから、中国政府は精巧なレプリカの仏舎利をミャンマー等のお寺に寄贈し、仏教徒の心を中国に向けらせる事に成功したのであります。これらの事で考えられることは、釈尊のエネルギーは間違いなく仏舎利に流れていることが推測できるのであります。もう一つ考えられることは、釈尊はナーガラージャ即ち龍の宝珠において解脱したと考えられることであり、釈尊イコールナーガラージャ(龍)の化身と考えられるのであります。
イニシエーションを与えると、その人のエネルギーを吸い取る為かかなりのダメージを受けます。今日はナターヤFUMIとある人と砂風呂に行き、毒素を出す静養を行う予定です。与える者の宿命で一定レベルを超すまで、自分で吐き出すことは出来ません。頼るのは自然界に存在する神のエネルギーだけです。この上に辿り着くために、今は死闘を行っているところなのです。