癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
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NO575・・・神の世界

2018-08-11 | ヒーリング

神の世界は、こう~だ、あーだと考えるのは無駄な事である。ありんこが像の足の上で、像の鼻はこうで、口はこーで、目はこんなに大きんだと友達の蟻と話しているようなものだと言われている。気をつけねばならないのは、一人ひとりの想像において、神の存在が大きく変わるという事である。

 

ゆえに、神の実態がわからないゆえに、先人の言う事を素直に聞き入れる事が霊性修行の成功の秘訣である。決して自分の想像の神を作らない事である。聖者の教えも同じである。以前、私がカレスワール、スワミの付き人をしていた時に実際体験した事であるが、インタビューの時5人同時にインタビュールームに入れ、それぞれに、宇宙空間より引き寄せた指輪などの神様グッズを渡すのであるが、スワミはある女性だけに二つ渡した。

 

一つしか頂けなかった人と二つ頂いた人から同じ質問が来たのである。何故、私は一つで、あの人だけ二つ頂いたのですか?私には、才能がないから一つなのですか?・・・・私はスワミに聞きました。スワミの回答は簡単明瞭で、「何も意味はない。強いて意味があるとすれば、それが何故かを考えるのが修行の一つであるからであり、なぜなぜと自分で解釈する無駄を教える過程に過ぎない。」である。何も意味はないのである。

 

私は二人に対機的な回答をした。「貴方は優秀だから一つで良いのですよ。」

  あなたは、「素質があるから二つ頂けたのですよ。」

意味はないのである。これが神の世界を知る為の工程であるのであります。で、ありますから、真実の神を知るには、人間の肉体を持った人ではなく、常に実態の存在が見えない、神の立ち位置から物事を考える癖を身に着ける事です。

 

人は嘘をつきますし、全ては自分の都合の良いように解釈する癖があります。ですから、例えばスワミが二つあげた女性の耳元で、お前は才能があるから二つ上げると言ったら、その人が、今後どのような行動をするかが霊性修行の始まりであり、今後の行動をスワミは見ているのです。

 

もし他の人に、私は凄いとスワミに言われたと吹聴したなら、失格であり、今後の秘密の工程には進めないでしょう。師が秘密と言ったら誰にも親にも言わない。これを実行できる者のみが神に好かれる人なのです。神は自分よがりな人と偽善者を一番嫌うのであります。私は秘密は絶対守ると認められたから、次から次に教えと、それに必要な物が下りてくるのです。

 


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