下痢
下痢は三陰交か陰陵泉を補う。温まるまで置鍼するとよい。エンジェルスティックを使う場合は、二つのツボに尖った方を当てスティックに全神経を集中し、氣を注ぎ込むと良い。
下痢にもいろいろの原因から症状を現します。簡単に区別すると次のようになります。■腹痛が少なく、発熱悪寒があれば肺の弱りから来ていますので、肺の氣が流れる通路の通りに氣を送り、大陽の気の通りを寫します。寫法とは強い刺激を与え下す(余分な熱)意味です。
■補法は、太淵(たいえん)・経渠(けいきょ)のツボで補う。
■寫法は、陽谿(ようけい)の周辺を丸い方で何度も強くこする。
腹痛を訴えての下痢は大部分脾虚症です。
■補法のツボ・・・太白(たいはく)・公孫(こうそん)・内関(ないかん)・大陵(たいりょう)・三陰交(さんいんこう)のツボで補います。補いとは、スティックの尖った方で氣を送り込む事で行います。または手の平か指先で氣を送り込みます。または丸い方で軽く擦って邪気を浮き上がらせ、手のひらで包み込むように氣を送れば、邪気を中和する事が出来ます。
なおツボの調べ方は・・・脾経のツボや肺経のツボなどで検索して下さい。ウィキペディア(Wikipedia)』がわかりやすいです。画像でも調べて下さい。
■腹痛が少なく、冷えると下痢する場合は腎虚(腎の弱り)です。太渓(たいけい)、陰陵泉(いんりょうせん)を補います。(筋肉の引きつりが、外側部であれば陽経(太陽が当たる部位)を治療する。内側部であれば陰経を治療する。)
■筋肉に痛みやしびれがあり、冷えがひどい時は三里を治療する。大腸や小腸の状態が悪い時にも三里を治療します。
■腹がゴロゴロ鳴って、胸に何か突き上げてきて息苦しく、長時間立っておれないのは、大腸が悪い時の症状です。気海穴、上巨虚穴、三里穴を治療します。
脚のだるさ等
三里のツボ
■まず筋肉の疾病に使います。脚弱で足が冷える。足がだるい。足が重い人も三里穴にお灸をすると良いです。また、三里は便秘や下痢、胃弱などに広く用いられます。
のぼせ
■三里はのぼせにも効果があります。胃腸に熱があるため、赤ら顔になっている人に有効です。
下腹から睾丸、腰、背中にかけて引きつり、胸に突き上げて心臓の部位が痛むのは、小腸の働きが悪いからです。小腸の経絡は睾丸、腰、背中を通り、肝と肺を貫いて心にまで行っているのです。充実している場合は、手足が冷え、腸に熱がこもっている為に肝臓にも熱を持つ事になります。治療するツボは気海が良い。次に肺経を補い、関係を寫して熱を取り去ります。
また苦い液を嘔吐し、ため息をつき気が小さくなって恐れやすく、いつも人に追いかけられているような気持になる場合は、胆嚢に問題があるからです。その原因である胃を調整するには三里を治療します。
恐れやすくなるのは、肝臓の気が虚し、胆嚢の気も虚してしまったからです。通常は肝の気が虚すと胆嚢にある気は充実しすぎて次の症状を起こします。イライラして怒りやすく、何事にも積極的になります。
ところが、身体を冷やしたり、もともと冷え性の人は、肝臓の気が弱くなっても、胆嚢に熱気を与える事ができなく、肝、胆ともに弱ってしまいます。この時は、何事にも消極的になり、自信を無くします。身体も冷えやすく、動悸、空腹なのに食べれない等の症状が現れます。
下痢は三陰交か陰陵泉を補う。温まるまで置鍼するとよい。エンジェルスティックを使う場合は、二つのツボに尖った方を当てスティックに全神経を集中し、氣を注ぎ込むと良い。
下痢にもいろいろの原因から症状を現します。簡単に区別すると次のようになります。■腹痛が少なく、発熱悪寒があれば肺の弱りから来ていますので、肺の氣が流れる通路の通りに氣を送り、大陽の気の通りを寫します。寫法とは強い刺激を与え下す(余分な熱)意味です。
■補法は、太淵(たいえん)・経渠(けいきょ)のツボで補う。
■寫法は、陽谿(ようけい)の周辺を丸い方で何度も強くこする。
腹痛を訴えての下痢は大部分脾虚症です。
■補法のツボ・・・太白(たいはく)・公孫(こうそん)・内関(ないかん)・大陵(たいりょう)・三陰交(さんいんこう)のツボで補います。補いとは、スティックの尖った方で氣を送り込む事で行います。または手の平か指先で氣を送り込みます。または丸い方で軽く擦って邪気を浮き上がらせ、手のひらで包み込むように氣を送れば、邪気を中和する事が出来ます。
なおツボの調べ方は・・・脾経のツボや肺経のツボなどで検索して下さい。ウィキペディア(Wikipedia)』がわかりやすいです。画像でも調べて下さい。
■腹痛が少なく、冷えると下痢する場合は腎虚(腎の弱り)です。太渓(たいけい)、陰陵泉(いんりょうせん)を補います。(筋肉の引きつりが、外側部であれば陽経(太陽が当たる部位)を治療する。内側部であれば陰経を治療する。)
■筋肉に痛みやしびれがあり、冷えがひどい時は三里を治療する。大腸や小腸の状態が悪い時にも三里を治療します。
■腹がゴロゴロ鳴って、胸に何か突き上げてきて息苦しく、長時間立っておれないのは、大腸が悪い時の症状です。気海穴、上巨虚穴、三里穴を治療します。
脚のだるさ等
三里のツボ
■まず筋肉の疾病に使います。脚弱で足が冷える。足がだるい。足が重い人も三里穴にお灸をすると良いです。また、三里は便秘や下痢、胃弱などに広く用いられます。
のぼせ
■三里はのぼせにも効果があります。胃腸に熱があるため、赤ら顔になっている人に有効です。
下腹から睾丸、腰、背中にかけて引きつり、胸に突き上げて心臓の部位が痛むのは、小腸の働きが悪いからです。小腸の経絡は睾丸、腰、背中を通り、肝と肺を貫いて心にまで行っているのです。充実している場合は、手足が冷え、腸に熱がこもっている為に肝臓にも熱を持つ事になります。治療するツボは気海が良い。次に肺経を補い、関係を寫して熱を取り去ります。
また苦い液を嘔吐し、ため息をつき気が小さくなって恐れやすく、いつも人に追いかけられているような気持になる場合は、胆嚢に問題があるからです。その原因である胃を調整するには三里を治療します。
恐れやすくなるのは、肝臓の気が虚し、胆嚢の気も虚してしまったからです。通常は肝の気が虚すと胆嚢にある気は充実しすぎて次の症状を起こします。イライラして怒りやすく、何事にも積極的になります。
ところが、身体を冷やしたり、もともと冷え性の人は、肝臓の気が弱くなっても、胆嚢に熱気を与える事ができなく、肝、胆ともに弱ってしまいます。この時は、何事にも消極的になり、自信を無くします。身体も冷えやすく、動悸、空腹なのに食べれない等の症状が現れます。