私の人生(スワミ)15
その日から父は神経質になりました。私がスピリチュアルなエネルギーを会得していて、家族から離れて行くと思ったのです。父は本当に不安になりました。「だめだ、私たちの子供は私達と共にいるべきだ」父は私を縛り付けようとしました。
それから我が家のグルに対してとても怒りました。そのグルが私をこんな風にしたと勘違いしたのです。「なぜうちの息子にこんなことをさせるのですか?私は息子にこんなことをさせたくはありません。
狂っています。息子に力など持って欲しくないのです。私たちは何もいらないのです。あの子には私たちの子供でいて欲しいのです。医者か弁護士になってもらいたいのです。スワミや聖者になって欲しくありません。
他人の為に全てを犠牲にする、普通ではない人生になってしまいます。我が家のグルは言いました」「では明日、彼は家を出ることになるでしょう。それで良いのですか?」すると父は涙を流して「嫌です。この子はここにいて欲しいのです」と言いました。