平成の米騒動

　平成5年の米の作柄が、記録的な冷夏や日照不足により、東北地方を中心に
著しい不良となりました、梅雨が明けず８月後半まで曇りや雨が多かった、原因は
前々年にフィリピンのピナツボ山が噴火し噴煙が成層圏まで達し日照不足になった
ようです、私が経験した中では一番の冷夏でした、米不足を拡大させた原因の一つに
作柄が悪い場所を青田刈りし補助金交付を狙ったためという説がありました、
又普段米を食べないでパンを食べている人まで買いだめに走ったようです。
　今年は未だ梅雨明けせづ日照不足が続いています、このままですと不作になる可能性が
ありますが、そこまでひどくならないことを願っています、今度は多少悪くとも
青田刈りはしないでしょうし、寒さに弱く東北地方で主に栽培されていたササニシキの
作付けが激減しコシヒカリにしているため酷くはならないかと思っています。

　稲の花が咲き始めました