子供の頃ひまわりは、ものすごく大きく感じ、やがて種が熟すと覆い被さってくるように見えた
その種の配列が綺麗な渦巻きになっていて、不思議だなと思っていたところ数十年経ってから
自然界を司る神秘的な「法則」があることを知りました。
植物から宇宙まで、自然界の至る所に神秘的な数がある、それをフィボナッチ数列といいます。
13世紀イタリアの数学者、フィボナッチが発見したこの数列は、
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89のように直前の2つの数の和が
次の数となり、隣り合う数の比は限りなく黄金比に近づいていきます。
例 55÷34=1.6176
黄金比とは、最も美しく見える比率 1:1.618です、絵画や建築など幅広く採用されているそうです。
フィボナッチ数列を螺旋図形化すると下図となります、巻き貝の螺旋と同様となります
ひまわりの種は、フィボナッチ数列に合わせて拡大しています、ひまわりに限らず
松ぼっくりを下から見た場合など多くの植物にも同様な形状が見られます、大きく見るとその形は、
台風や星雲の螺旋と重なるといわれ、この数列は宇宙の根源を司る神聖な数にも思えてきます。
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