奈良県での出来事日記

青息吐息の老人が、奈良行事も交えながら、日記を投稿しますね・・(^◇^)

志賀直哉の観音像が早稲田大学に・・(^◇^)

2016-02-19 12:05:15 | 奈良まほろばソムリエ
こんにちは・・(^◇^)

サンタ猫が、大人しくなったので、また脱走かと探すもどこにもいない?

だけど、脱出先も見当たらない?

すると、灯油ヒーターの裏で眠っていました・・(^◇^)

安心して、昨日の京終サロンの洋画家中村一雄氏の志賀直哉旧居保存運動の取り組み経過と志賀直哉の人となりを楽しく聞かせていただきました・・(^◇^)



一番驚いたのは、志賀直哉の初版の本を見せていただきましたが、今はこの本は50万円以上とのことでした・・(^◇^)



志賀直哉の人柄ですが、家政婦さんから聞いた話や隣で住んでいた中村さんだから分かる話から、気難しい人だったと感じました。

案外散歩が好きで、春日大社のささやきの小径を歩いていたようですが、高畑から、春日大社に入るためには、川があるんですが、そこを渡るための石を置いてくれたんですね。

今は石橋がありますが、その石が東京にあったと持ってこられたそうですが、実はそれは違うようですね?

5~6キロほど離れた所に奈良市の西部に富雄川が流れているんですが、そこまで散歩していたと?

保存の草の運動では、素人の数人で運動を始めましたが、その取り組みの中で、県庁、国の機関の厚労省や文化庁との交渉内容を聞いて、言い尽くし難い応対を知りました。

ただ、今東光の初代文化庁長官だけは、褒めていましたね。

そんな中で、唐招提寺の森本長老の仲立ちで、現在の所有者に、色々な経過はあったようですが、最後は、学校法人奈良学園が旧宅を買収して、全面保全されたんですね。

だけど、最後の聞きましたが、この家を志賀直哉は、心配で、歯の治療で、ワダワダ東京から奈良の歯医者に来ていたんですね。

最後の志賀直哉の観音像を発見という話が?



平安時代の観音像を谷崎潤一郎が、昭和4年に買ったんですが、それを9年に譲って貰って、座敷に飾っている写真が残っていたんですね。

その像は、東京に持っていたんですが、昭和20年代に手放したようですね。

その像が、最近、早稲田大学の会津八一記念博物館にあることが分かったんですね。

それを飾るためには、大きなイベントでも開かないとかしてくれないようですね?

だったら、芥川賞じゃないですが、志賀直哉賞のようなイベントも良いかもと?

まだまだ面白い話もありましたが、面白く聞かせていただきました・・(^◇^)

サンタ猫が広縁の長椅子で爆睡中です…(*^^*)



今日も良い日でありますように・・(^◇^)
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