愛詩tel by shig

プロカメラマン、詩人、小説家
shig による
写真、詩、小説、エッセイ、料理、政治、経済etc..

虹の記憶

2018年03月21日 12時35分39秒 | 写真詩
僕は歩いていた春にしては 少し強めの日射しの中いにしえの古都の坂道少し 遅れて 君が ついてくるふたりとも 何も喋らないまだ知り合って 間もないのに 坂道を 修学旅行の生徒達が 駆け下りてくるそのとき 一陣の風が僕たちを包んで 過ぎていった その瞬間 僕は幻の中にいた 虹の広場の上で 柔らかな表情の人たちがなにやら 不思議な機械と取り組んでいるひとりの人もいれば グループの人たちもいる . . . 本文を読む
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