愛詩tel by shig

プロカメラマン、詩人、小説家
shig による
写真、詩、小説、エッセイ、料理、政治、経済etc..

桜の木の下で

2018年04月07日 14時39分17秒 | 写真詩
春の雨 アスファルトに敷き詰められた桜の花びらが何故か哀しい激しく強く降りしきる雨まるであの日のように傘を差してお花見したっけ君は上を見ず、散った桜ばかりを見つめてた「私はね、散った花びらが好きなの」それからしばらくして、君は僕の元を去った「私って、散りゆく桜みたいね」僕には君を引き留めることは出来なかった理由も告げず、僕から去った君を今も僕は忘れることが出来ない桜の木の下で、突然傘を畳み僕は雨に . . . 本文を読む
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