西日本新聞より2007年2月27日食卓の向こう側 第10部・海と魚と私たち<1>プロローグ 一世代で激変した魚食
バタバタバタ…。口を半開きにした小学生が、養護教諭に付き添われて病院に駆けつけた。「のどが痛いー」。給食でサバの煮付けを食べ、骨をのどに引っ掛けたのだ。
「魚を出した日は必ずと言っていいほど、病院行きの子どもが出る」と、福岡市内の学校給食栄養士。煮付けでもフライでも . . . 本文を読む
西日本新聞より2006年12月5日
食卓の向こう側 第9部・広がる輪<1>弁当の日 この楽しさ伝えたい
「今日のテーマは『お気に入りの野菜』を使ったおかず。では先生から、お弁当箱を開けてくださーい」 11月上旬、九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区)の昼休み。買った弁当の袋を手に学生らが行き交う傍らの芝生に、チンゲンサイとシメジの豚肉いため、レンコンの梅肉あえ、ロール白菜、サト . . . 本文を読む
西日本新聞より2006年4月20日
食卓の向こう側・第8部 食育=読者の声 生きる力育てる教育を 「おかげさま」考えよう
●学校の役割 家庭科の授業見直すべき 生きる知恵を伝える場として学校に期待。とりわけ家庭科の見直しの重要性を訴える意見があった。 「短大で調理関係の科目を教えているが、調理技術が低下していく学生を見ていると、日本の将来に憂いを抱く。ペパーミントエッセンスを『歯磨きのに . . . 本文を読む