健康宅配便より転載
2013-09-18
ーーー転載開始ーーー
普段、私たちが飲んでいる牛乳は、
ほとんど加工乳です。
牛から搾った乳を「生乳」と言いますが、
生乳に乳脂肪を均質化するために、脂肪球を砕く
”ホモジナイズ”されたものを「ホモ牛乳」と呼ばれます。
ホモ牛乳は、雑菌が繁殖しやすく、
それを防ぐために加熱殺菌するよう
義務づけられています。
殺菌方法は大別して以下の4つとなります。
①低温保持殺菌法
②高温保持殺菌法
③高温短時間法
④超高温短時間殺菌法
世界の主流となっているのは、③の高温短時間法です。
ところが、日本の場合、④超高温短時間殺菌法が主流です。
実は、この「超高温短時間殺菌法」がクセものなのです。
本来、牛乳には脂肪を分解する消化酵素リパーゼが
含まれていますが、加熱殺菌する過程で破壊されます。
さらに、超高温にすることで、「ホモナゲナイズ」された際に
脂肪球が酸素と結びつき生成された「過酸化脂質」の量が
さらに増大することになります。
「過酸化脂質」 は、DNAを傷つける発ガン性物質の一つです。
また、鉄分をつくる作用をもつたんぱく質の一種、
「ラクトフェリン」が熱によって、その機能jが失われます。
このように、加熱殺菌によってたんぱく質が変性した牛乳は、
胃で固まらずに直接腸に流れ、腸内細菌が異物と認識して
消化吸収しないため、お腹を壊わす原因ともなるのです。
こうして、日本の加工牛乳は、健康を阻害する飲み物へと
変質してしまっているのです・・・。
(続く)
ーーー転載終了ーーー