「時が」
否応なく
進んでゆく
時というものは
むごくて
素晴らしい
何ものにも
時は
計り知れなくて
何もわからない
進んでいても
目に見えず
聞こえもせず
語りもしないが
ただただ
進みゆく
朝が来て
夕が来て
夜が来て
時は進んでいるのに
わかろうとしない
阿呆どもを
横目で見ながら
進んでゆく
金色に光り
赤々と燃え
紅蓮の炎で
焼き尽くすというのに
のほほんと過ごす
馬鹿者どもが
大手を振って
歩いている
のを見たことがある
すぐそばを通り抜けながら
見つからぬよう
そっとそっと
すり抜けてゆく
わかったような顔をして
すましているが
その時が
すぐそこに
きたら
どんなだろう
否応なく
進んでゆく
時というものは
むごくて
素晴らしい
否応なく
進んでゆく
時というものは
むごくて
素晴らしい
何ものにも
時は
計り知れなくて
何もわからない
進んでいても
目に見えず
聞こえもせず
語りもしないが
ただただ
進みゆく
朝が来て
夕が来て
夜が来て
時は進んでいるのに
わかろうとしない
阿呆どもを
横目で見ながら
進んでゆく
金色に光り
赤々と燃え
紅蓮の炎で
焼き尽くすというのに
のほほんと過ごす
馬鹿者どもが
大手を振って
歩いている
のを見たことがある
すぐそばを通り抜けながら
見つからぬよう
そっとそっと
すり抜けてゆく
わかったような顔をして
すましているが
その時が
すぐそこに
きたら
どんなだろう
否応なく
進んでゆく
時というものは
むごくて
素晴らしい