🎥 光の旅人 K-PAX
2001年製作
K-PAX
製作国:アメリカ
上映時間:121分
ジャンル:ドラマ
配給:日本ヘラルド映画
≪解説 あらすじ≫
自分を異星人だと主張するプロートは、詳細に故郷の星を語り、また精神病院の患者たちの閉ざされた心を開いていく。彼は本当に異星人なのか。彼と出会った精神科医は悩む。監督は「バック・ビート」「サイバーネット」のイアン・ソフトリー、脚本は「マイ・フレンド・メモリー」のチャールズ・リービット、撮影は「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」のジョン・マシソンが担当。ソフト題は「光の旅人 K-PAX」。
ニューヨークのグランド・セントラル駅で、サングラスをかけた男性が警察に発見されました。自らを琴座のK-PAXという惑星から来たと言い張る彼は、なんの精神薬剤の効果もなく、ついに手を焼いた警察から精神医学者のマーク・パウエルにカウンセリングの依頼が入る。K-PAXには夫婦や家族、善悪や刑罰・司法といった概念が無く、多くの手によって子供たちは育つ。9つの恒星の相互作用のため、常に黄昏のような暗さで生活しているという。彼は本当に異星人なのか。彼と出会った精神科医は、真相を探り始める。

★★★☆☆
●3.7かな。まあまあいい感じ。人通りの多い駅の真ん中からこつ然と現れた(ように見える)サングラスの
中年男。地球の光はまぶしいね、から始まり、研究者しか知らない惑星軌道を描いてみたり、いわゆる精神
病院で「人は自分で治る力を持っている」と言ってみたり。実際彼と接することで、精神が安定し、治るも
のも出てくる。ある時、7月27日には、K-PAXに帰らなければならないという。その時一人だけ連れていくこ
とができると告げたため、精神病患者が騒ぎ立つ。27日の朝、隔離されたプロートは、訪れた時間とともに
消えたかに見えたが、意識を失って倒れていた。患者の一人は消えていた。抜け殻のようになったプロートは、
宇宙人の仮の体だったのか。帰る間際、プロートは、マークに「プロート」を頼む、と言って去ったのである。