鳥無き里の蝙蝠☆改

独り言書いてまーす

【考察】選ぶべきことは何か 〜決断疲れ〜

2017-04-16 15:35:26 | 考察

>>毎日同じ服を着る成功者は、スティーブ・ジョブズやアインシュタインに限った話ではありません。米オバマ大統領は、ほぼ毎日同じスーツを着ることで知られています。その理由を、彼は以下のように語ります。

「私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね(Vanity Fair)」<<
以下より引用@「世界の成功者たちが毎日同じ服を着る興味深い理由」

参考@wiki決断疲れ

一流アイディアマンやオバマのように、人類の中でも強い力と可能性を持った人であれば決断一つ一つの価値は計るまでもない。しかしこれが俺のような低所得層の人間になるとどうだろうか。せいぜい住居や車や配偶者の選択ぐらいだろうか。1日単位では、食べるものや誰と会うとかそういう話になる。環境や性格によって様々だ。

生産性の有無で判断するのであれば、無駄に高いランチやディナーは一時的に満たされるだけなので排除されるべき選択である。なので、的確な栄養摂取さえできれば可能な限り安く済む方法が最適解である。空腹感さえどうにかなるのであれば、1日の消費カロリーに対して余分な摂取カロリーを割くべきである。更に好き嫌いや味といった要素を排除すれば、炊いた白米に梅干し納豆味噌汁の後にヨーグルトでも食べておけば生活習慣病や肥満にはならないだろう。毎日同じ食事にはリスクが伴うので適度なローテーションが必要だが、1週間で食べるものを予めそうした計算のもとで選ばれたものを決めておけば「決断疲れ」と「健康リスク」と「無駄な消費」を避けることができる。

冒頭にもある通り、毎日同じ服を着ることで「着る服を選ばない」。といったように、「決断疲れ」を排除することは難しいことではない。そしてそのメリットは今更言うまでもない。しかし、対してアイディアマンである必要もない一般庶民で低所得層の我々が決断疲れを減らしたところで、他に決断するべき重要なこととはなんなのだろうか?

どの保険に入るか、どんな車を買うか、どんな仕事をするか、といったようなあからさまに重要な決断はさておき、ありふれた休日の使い道のような場合はどうすれば最適解になるのか。言うまでもなくそれは個々人の持つ社会的背景だったりによって様々だが、もし二択の問題に対して正解率を最大限まで高める方法があるなら是非とも知りたい。

時間を置いて考えてみたが、答えはあっさりしていた。

他でもないこの執筆作業こそが、決断エネルギーを費やすべき行為なのだと。因みに俺にとっては執筆だが、他の人にとっては趣味と呼べるものが該当するだろう。スポーツでも芸術活動でも動画編集でも物作りでも。それに収入が伴うかどうかは重要ではない。仕事も遊びも俺からすれば、目標を持って行う以上はそれほど大差がないからだ。

つまり、些細なことであればあるほど決断エネルギーを節約するべきなのだ。何が有意義かどうかはわからなくとも、無駄なものを省いておけば残った他のものから決断の質が向上する筈なのだから。

おーわりっ。
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