夏の風物詩でもあるスイカが並び始めています。
他の果物と違って、スイカはツルを切った時点で成長が止まってしまうそうです。
スイカの種がその瞬間から発芽しようと、果肉の栄養を奪い始めてしまうようです。
よって一番新鮮で美味しく食べられるスイカと言えば、収穫後すぐ。
丸ごと1個買う時は、あっちのスイカ、こっちのスイカとちょっと叩いてみて、その音でおいしいそうなスイカを判断します。
完熟したスイカは、スイカ表面の黒い縞模様がハッキリしていて、叩くと十分に熟していれば「ボンボン」と中くらいの音程で、スイカ全体に音が響きます。
スイカに両手をあてて片方をたたくと、振動で反対の手に伝わる空洞のあるなしをチェックできたりします。
少人数家庭ではカットしたスイカを買うことが多いです。
「ポイントの一つ目は果肉がきれいな赤色なもので切り口が滑らかな事。二つ目は種が黒くツヤがあり、種が偏っておらず、全体的にバラけているるもの。三つ目は、果肉と皮の境目がはっきりしているもの」がおすすめだそうです。
切り方は、まず半分にカットしたものを、中心の甘い部分が均等になるようにカットすれば、切り分けたものすべてに甘い部分が含まれているので、喧嘩になりません。
カットスイカをさらに人数分に切り分ける際は、一番甘い中心部分を意識してカットすると、満遍なくおいしくいただけるということです。
又、スイカの種が見えないようにするには「縞と縞の間を切る」。
昨年は、国内のスイカ生産量トップを誇る熊本県で出荷の最盛期に大きな地震が起こり、収穫や出荷の遅れが出ましたが、今年は災害に見舞われないといいですね。