1月7日の七草粥は有名ですが、1月15日の小豆粥をさほど取り入れているところは少ないかもしれません。
邪気を払い1年の健康を願うという風習ですが、消化の良い温かいお粥が大好きなので、取り入れています。
玄米と小豆は相性が大変いいようなので、今年は玄米小豆粥にしてみました。
圧力鍋はこんな時に便利です。
小豆を一合の玄米と一緒に数時間浸しておいてから圧力鍋で15分、火を止めて15分蒸らし出来上がり。味付けは塩だけです。
小豆には浄化パワーがあり、むくみや便秘解消に効果がありますが、小豆のポリフェノールの一部が、更年期障害の軽減など、女性に役立つ作用をたくさん持っています。
野菜などのポリフェノールは調理の際に流れ出てしまうのですが、小豆のポリフェノールは煮汁に溶け出すので、あんこに加工したりぜんざいやお汁粉にすれば、そのまま摂取できる利点があるそうなので、ぜひ摂りたいものです。
すごい!小豆のパワー・・・。
体が喜んでいる気がします。
小正月は女正月ともいわれ、女性が元旦前後におせち料理作りや接客で忙しかったのをねぎらって、この日に女性だけの正月祝いをする由縁から始まったそうです。
今の主婦はちょっと違いますけれど。
世の中が便利になるにつれ,季節感を味わうことも少なくなり、いろいろな行事も年を重ねるごとに簡素化してしまっています。
でも体にもいい小豆粥は、続けていきたいと思っています。(ただ食べたいだけか?)