~ 夢の途中 ~

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『敗戦』から何を学ぶのか

2013年07月22日 | 久商野球部

久留米商業野球部の夏が終わった。

秋は九州大会ベスト8、春は九州大会優勝と云う福岡の他のライバルの追随を許さない絶対的、且つ圧倒的な実績を引き下げ挑んだ夏だった。


結果は5回戦敗退。

普段では考えられないようなミスが・・・誰が調子を落としている・・・怪我をしていた・・・いや違う。これが実力なんである。

大事なトコでミスをするのも実力であり、普段しないようなミスをするのも実力である。

つまり敗戦の原因は実力不足。甲子園でプレーする事を許される力が無かっただけだ。ここをボカしてはいけない。

公立校なのによく頑張った、エースが調子を落としてるのによくここま勝ち上がってくれた、そんな傷の舐め合いをしてるようではこの先どれだけ頑張っても手は届かない。

逆にそんな慰めは懸命に頑張ってきた選手たちに対し失礼。

大切なのは甲子園出場と云う『結果』ではなく、

甲子園を目指して本気で取り組み努力してきたと云う『過程』だろう。

この過程がほんの少し足りなかっただけだ。


先輩の涙を見た後輩たちが何を考え、どう実行して行くのか・・・新チームも楽しみだ。


そして、高校野球が終わってしまった3年生、この敗戦を簡単に受け入れることはツラいでしょう。

負けた事はツラいでしょうが、その敗戦を受け入れることも人生の縮図とされる高校野球。


2年半の努力がたった一つのプレーで終わってしまうと云う、非情であり残酷なことかもしれないけれど、つまずきや挫折を何度も何度も繰り返し前に進んで行かなければならない。

たった一度の負けなんか何ともない。立ち上げればいいだけだ。その立ち上がる術は監督からしっかり叩き込まれ学んでいるはずだ。

『負けた』と云う事実から何を感じたのか?何を学んだのか?何を掴んだのか?

この敗戦と云う結果から新しい挑戦が始まり、この敗戦をしっかりと受け止め、新しいステージでの勝ちへと繋げていく事が大事だろう。


と、ココまで生意気な事を書いたがここからが本音なんである。

「3年生のみなさん!よくぞここまで頑張った!」

姑息な努力は無駄で終わるが壮大な努力は財産となる


さぁ、次です!

この久留米商業野球部で積み重ねて来た努力を無駄にする生き方をするのかこれからの人生に活かしていくのかは自分次第です。


最後に・・・

甲子園は高校生だけのものじゃない!いくつになっても甲子園は目指せるんだ!

キミたちには『オール久商ベースボールクラブ』があるではないか!

去年卒業した、秋山や床島が待ってるぞ!