2024年11月10日(日)2日目
イスタンブル新市街でランチしたあと、ガラタ橋を通って旧市街に戻りました。
オスマン帝国皇帝が暮らした大規模宮殿『トプカプ宮殿』へ。
トプカプとは、大砲の門という意味です。(トプは「大砲」カプは「門」)
15~19世紀にかけて歴代の君主スルタンとその家族たちが暮らしていました。
門を入ったら、第二の門でセキュリティチェックを受けます。
空港で受けるものと同じで、手荷物と人のチェックでした。
トプカプ宮殿へは2つの塔が目印の「表敬の門」から入ります。
「表敬の門」を裏側から。
多くの観光客が訪れていましたよ。
トプカプ宮殿の模型。
イヤホンガイドを使って、ガイドさんの案内での観光です。
前方にガイドさん、最後尾に添乗員さんがいて、はぐれないように。
ところが、杖をついた高齢の女性が「歩けない」と言い出されたようで、添乗員さんが
ガイドさんの了承を得ずに離れたので、ガイドさんが「勝手に動かないで!」とキレて。
一緒に「トイレに行きたい」と付いていった人もいたそうで。
ちょっと、かなり⁉険悪な雰囲気になっていました。
軒先の裏側にも贅沢に金が使われています。
青を基調としたイズニック・タイルが使われて、落ち着いた空間です。
スルタンの母の部屋は壁の風景画が華やかです。
スルタンと家族の浴室。
トイレ。
「スルタンの大広間」は、側近や家族、親交の深い友人と宴を開いた
宮殿の中で最も華やかな大広間です。
2階で奏でられる音楽や、絨毯の上で舞う女性たちの踊りを楽しんだそうです。
天井も豪華ですね。
宮殿内の女性たちの居住区「ハレム」。
歴代スルタンの宝飾品、食器、玉座、などが展示されている「宝物館」へ。
殆どが贈り物か戦利品だそうで。
漁師が拾った原石をスプーン職人がスプーン3本と交換したという伝説が残る
「スプーン職人のダイヤモンド」は、86カラットの巨大なダイヤモンドの周りに
49個の小さなダイヤモンドが飾られています。
小高い丘に立つトプカプ宮殿からは、
ポスポラス海峡とイスタンブルの街全体を見渡す事が出来ます。
「トプカプの短剣」
大きなエメラルドが3つ埋め込まれた黄金の短剣。緑色はイスラム教では希望を意味します。
スルタンは緑色のエメラルドを好んだそうですよ。
「アヤソフィア」の観光を終えて、ホテルに16時チェックイン予定だったのですが、
「トプカプ宮殿」の観光(2時間)を終えた時点で、17時を過ぎていました。
アクシデントが続いて、大幅に時間が遅れてしまっています。