青空の向こう

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トルコ7日間 ④『 世界遺産 イスタンブル旧市街観光 アヤソフィア 』 2024年

2024-11-21 23:39:39 | トルコ 2024

2024年11月10日(日)2日目

この日は、『スルタンアフメット・ジャミイ(ブルー・モスク)』『トプカプ宮殿』

『アヤソフィア』の観光を終えて、16時にホテルチェックイン予定でした。

イスタンブルに朝到着して観光をするので、早めにホテルに入り、少し休憩してから

夕食の予定になっていたのだと思います。

でも、『トプカプ宮殿』ですでに17時を過ぎていたので、ホテルへは向かわずに、

『アヤソフィア』観光をして、レストランで夕食後、ホテルチェックインになりました。

『アヤソフィア』

旧市街の丘の上に立つアヤソフィアは、ビザンチン帝国時代の360年に建設。

15世紀までキリスト教の教会として信仰を集めましたが、オスマン帝国時代に

イスラム教のモスクに改修されています。

ビザンチン帝国の1000年の繁栄を物語るモザイク画は漆喰で隠され、上から

イスラム教の装飾が施されました。

20世紀にトルコが共和制に移行すると、アヤソフィアは無宗教の博物館に。

漆喰は取り払われ、2つの宗教の美が結集した貴重な博物館になっています。

ドレスコードがあるので、腕や足を露出した服装では入れません。

女性は髪をスカーフで隠しますが、ここは帽子でも良いそうです。

髪や肌は大切な人にだけ見せるもの、つまり身内とされています。

靴は履いたままでOKでした。

セキュリティチェックを受けてからの入場で、大きな荷物を持ち込むことは出来ません。



石畳のスロープを上がって、2階の回廊部分はギャラリーとなっています。

イスラム教時代に設置された直径7、5mの円盤は8枚あり、アラビア語で唯一神アッラーや

預言者ムハンマド、ムハンマドの後継者たちの名前が刻まれています。

ここで現地ガイドさんの説明を聞いていたときに、イスラム教徒へ礼拝の時間を知らせる

呼びかけ「アザーン」が、「ミナレット(塔)」から大音量で流されました。

お祈りは一日5回で、夜明け前から夜まであるそうです。



元は大聖堂なので、キリスト教のモザイク画が残されています。



礼拝が行われる高さ約56m、直径約31mの広大な円形ドームに覆われた空間は、

40本の柱がドームを支えています。ドームの内側にはコーランの一節が刻まれていますが、

キリスト教時代には、キリストのモザイク画が飾られていたそうです。



中央ドームにはコーランの一節が刻まれていますが、

かつては中心にキリストの像が描かれたモザイク画でした。



漆喰を取り除く修復作業により、いくつかのモザイク画を見ることが出来ました。

陽が落ちて暗くなったので、デジカメ画像では見にくいですが。

『聖母子と皇帝家族』

皇帝ヨハネス2世コムネノスが即位した1118年に制作されたと言われています。

キリストを抱いた聖母マリアに皇帝と皇后イレーネが金貨と巻物を献上する場面で、

宝石をちりばめた豪華な衣装が表現されています。



『キリストと女帝ゾエ夫妻』

中央にキリスト、左に金貨の袋を持つコンスタンティヌス9世モノコマス、

右に巻物を手にした皇后ゾエが描かれています。



黄色いドームのところに細長い三角状の白い布がかけられていますが、 

これはマリア像などを隠している布です。



『ディ-シス(請願)』

中央にキリスト、傍らに聖母マリアと洗礼者ヨハネを描いた聖図。

13世紀後半から14世紀前半頃に制作され、ビザンチン美術の最高傑作と言われています。

慈悲深い表情を浮かべるイエス・キリストは、

正面から見ても斜めから見ても視線が逃れない。『モナリザ』と同じ技法だとか⁉



元はこういう壁画だったらしい。



『聖母子に献上する皇帝』

南側にある出口の扉上にあり、10世紀後期の作と言われています。

幼いキリストを抱いた聖母マリアの高貴な表情や衣服の皺などの細かな表現が見事で、

両脇にはコスティニアヌス1世(左)とコンスタンティヌス1世(右)が描かれています。






『アヤソフィア』の外観。

ミナレット(尖塔)は4本あります。



『スルタンアフメット・ジャミイ(ブルー・モスク)』

ミナレット(尖塔)は6本あります。



夕食のレストランへは徒歩で移動(10分くらい)しました。

ところが、途中で高齢の女性がトイレに行きたいと💦

レストランまで少し我慢できないのかしら⁉

陽が落ちて寒くなっているのに、また待つことになって。

レストランに着いたのは、19時過ぎていました。

時間も押していたので、ガイドさんは呆れて、明らかに不機嫌になってありましたよ。



ひよこ豆のスープ&サラダ。

アプリコットジュースは100TL(約500円)。

イスラム教はお酒が飲めませんが、今回のメンバーはお酒好きが多かった印象です(笑)



トルコ料理のカルヌヤルク。

ナスの挽肉詰めです。



デザート。



バスに乗車する前に、『スルタンアフメット・ジャミイ(ブルー・モスク)』を撮影。



ホテル到着は21時過ぎ。

『クラウンプラザ イスタンブル オールドシティ』5 つ星ホテルです。




私は、4階の角部屋でした。

エレベーターが3階までで、らせん階段を上がるので、スーツケースは添乗員さんが

運んでくれました。翌朝は、ポーターさんが回収に来てくれて。







海外旅行ではシャワー派ですが、疲れを取りたかったので湯船に浸かりました。

翌朝は飛行機移動があって出発が早いので休みましたが、ゆっくりしたかったです。

スパもあったので残念。

コメント (16)
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