琵琶湖のほとり「佐和山遊園…」
それは
永遠に完成する事の無い遊園地だという…
交通量の多い国道八号に面しながら
地元の人々ですら殆ど近寄りさえしない…
一体誰が何のために造り続けているのか
その謎はあまりにも深い…
どうも、ハム・トンクスです…
そんな訳で
滋賀県を代表するＢ級スポットの御紹介！
因みにここ、かなり「イッテます…」
そもそもこの遊園施設は
佐和山を居城とした石田三成を崇拝する
地元の実業家「泉巌」さんが
私財を投げ打って建設を続けているもの…
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じじじ、自費って！この段階で既に驚愕！
更に驚くのは着工が1976年なんと40年前！
しかもぉぉぉ！
正式なオープンを迎えぬまま月日が経過
その後も増改築だけが続けられたが
造ってるうちに老朽化が進み
現在では倒壊の恐れすらある危険な状態！
それだけに
当初は入場料をとっていたものの
その後は無料解放！現在に至りましては
立ち入りすらも禁じられた末期的な状況！
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とにかくセンスが凄まじい！
城の前には石田三成！
そしてその前には西洋彫刻みたいな白像！
何を血迷ったのか
園内にはこの西洋彫刻のおびただしい数！
統一感も一貫性も全く無く
敷地内には個性的な建物達が自由に乱立！
中をのぞくと
造りかけの様な仏像が椅子に座ってたり
不気味さを演出！
「怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ～！」
そしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ～！
三成一族の墓を模した様な一画は
もはや作り物とは思えぬオカルティック！
長い月日がリアリティを生んでいますね…
巷ではＢ級Ｂ級と仰いますが
ここまで突き抜けていれば超Ｓ級レベル！
確かにツッコミどころは満載ですが
このレベルは驚愕を超えた驚愕で御座い…
以下、施設群一覧…
佐和山城天守閣、佐和山城城門
三成創建の寺「瑞岳寺本堂」
瑞岳寺鐘楼、瑞岳寺五重塔
城下町入口山門
佐和山第一美術館、佐和山第二美術館
佐和山第三美術館、佐和山第四美術館
屋外美術品展示場
石田三成一族群霊供養之塔などなど…
追伸…
五枚目の写真は
佐和山遊園とは山を挟んで反対側にある
かつての佐和山城の大手口跡…
その痕跡はほとんど無く
僅かに耕された幾ばくの農地があるのみ…
城内を見れば
城郭はもとより石垣も剥がされ
辺りでは猿出没の看板を幾つか見かけた…
悲しいですね、人間って…
追記…
慶長五年九月十八日…
関ケ原合戦に勝利を得た東軍の諸勢力は
ここ佐和山へと押し寄せた…
時の流れは如何ともしがたし
緑なす楽土は一気に修羅の巷へと化した…
燃え上がる城の中で又、女郎谷の谷底へ
三千人と言われる石田一族は
悲憤の涙と共に消えたのであったと
刻まれた歴史は今に伝えておいでで御座い…
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