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昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

「バスターミナルの片隅で…」齢九十歳のポエマ~の詩…

2015年09月23日 | 日記
世の中連休の真っ只中では御座いますが
新宿バスターミナルの柱の陰で
ひっそり売られる詩集が御座いまして…

見た目にはコピーした用紙を
ホッチキスでとめただけの簡単な作り…
大きさはA5ぐらいで
五枚か六枚七枚が一冊に綴られてる系!

出版しているのはどうやら
ひびき信さんという90歳のお爺さんと
奥様の冬子さん53歳…
随分年の離れたご夫婦と思ったら
どうやら後妻様であらせられるらしい…

因みに最新53号のタイトルは「霞の粉」
以下は創刊からこれまでの足跡羅列…
一冊に十作品程が納められているので
全部合わせるととんでもない数になる!
以下…

第一号 題名未定~妻の死~
第二号 石に咲く(絶版)
第三号 続・題名未定~妻の死~
第四号 生と死への共奏(絶版)
第五号 続々・題名未定~妻の死~
第六号 物質文明宿命の法則…
第七号 生贄のために待つ…
第八号 つきなんとぞ思う…
第九号 苦悩に満ちて…
第十号 志集を求めよ…
第十一号 終焉…
第十二号 焦土の上に…
第十三号 濁流…
第十四号 詩人の宿命…
第十五号 旅の行方は原点…
第十六号 死ぬことよりも…
第十七号 一滴の水…
第十八号 隣人の禁句…
第十九号 終わりを急がしめよ…
第二十号 流れは止まらない…
第二十一号 無い言葉が何をする…
第二十二号 夢の覚める時…
第二十三号 炎の樹海…
第二十四号 実験現場…
第二十五号 冬…
第二十六号 不死鳥…
第二十七号 宝物の消えぬ間に…
第二十八号 真紅の津波…
第二十九号 この後の夏…
第三十号 水平線…
第三十一号 激痛が隠されていた…
第三十二号 最後の化物…
第三十三号 死なない…
第三十四号 黒い死…
第三十五号 屍となって現れる…
第三十六号 終わり無き息の根…
第三十七号 樹氷の林…
第三十八号 夜風…
第三十九号 宿命は風の中に…
第四十号 景色…
第四十一号 その向こう側…
第四十二号 人間が流れている…
第四十三号 私の群集…
第四十四号 不合理…
第四十五号 何処に行く…
第四十六号 破られても…
第四十七号 胎動の声…
第四十八号 してしまったから…
第四十九号 無裁判…
第五十号 ビルの谷間…
第五十一号 笑いました…
第五十二号 私の地球…

因みに最後のページには…

装丁、印刷、発行、著作、製本、配布者
ひびき信・冬子…
無断撮影、転載、引用、模倣、作曲諸々
その他一切固くお断り致します…
印刷の良くないもの
前回と同じ号をお渡ししてしまった場合
お取り替え致します…

と記載されておりまして
実際路上で違法販売してる物の著作権が
どれ程効力があるかは謎ですが
一応注意書きに従い
内容の掲載は割愛キャッツアイって事で…

それと
ひとつだけ気になる詩があったんですが
タイトルが「つまようじ…」
それって物凄い着眼点なのか
それともネタが無くてのムリクリなのか…
それでも
爪楊枝の生涯を上手に描いてあましたね…
「今日も使われるのを待っていルルル」
的な締めくくりで…

因みに気になるお値段のほうなんですが
普段なら
一冊三百円で御提供させて頂くところを
今回は番組特別価格と致しまして
なんと十冊纏めて三千円での特別御奉仕!

「ええぇぇぇぇぇぇ~!」

更に十冊全て同じ号という特典付きです!
皆様この機会をどうぞお見逃し無くぅぅ!

追伸…
著者ひびき信さんの御高齢の事情もあり
そのうち廃刊になるとの噂も御座い…

三百円が高いと感じるか安いと思えるか
それはアナタの心次第…
聞いた話じゃひびき信さん
既に寝たきりチックな生活らしいとの事…

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