車の涙… 2012年04月25日 | 日記 どの街とも同じように、主を失った車達が犇めきあう場所があった… もう動く事は無く、冷たい潮風に吹かれながら、いつになるかも分からない解体だけを静かに待っている車達の顔は、悲しく泣いているようにしか見えない…
癒すチカラ… 2012年04月25日 | 日記 気仙沼… 過酷な苦難に耐えた桜の枝は、大きく蕾んでいた… 満開には幾日か早いが、道行く人足元を311本の竹灯籠が、やわらかく照らしている… 桜木の多くが流され、花見提灯も何もかも失いながらも、全国からの支援と、二年越しに祭りを復活させようとする人々の歩みに、深く感動する… けなげに咲く桜にも、あたたかい火の灯にも、人の心を癒す力があるのだろう…
一寸先の灯り… 2012年04月23日 | 日記 生きていれば、その一寸先にいづれ闇が訪れる事もあるのかも知れない… でも、その闇の更に一寸先には、優しく灯る明かりが必ずあるのだと信じている… 終わらない夜なんて、無いのだから…
陸前高田の一本松… 2012年04月23日 | 日記 たったひとり立ちつづける高田の一本松は、黙っていても何かを語っているのか、何かを伝えようとしているのか… 音も無い、静かな松のその影に感動して、涙が止まらなかった…