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日本が財政破綻しない理由 ①

2022-05-19 18:38:06 | 日記
日本が財政破綻しない理由 ①

  どのようにして日本国民が「政府にお金を貸しているの」か。
 「誰かがお金を貸しているとき、別の誰かが必ず同額のお金を借りている」。
  あなたが銀行に100万円の銀行預金を保有していたとする。 この100万円の銀行預金はあなた
 にとっては「金融資産」だが銀行側にとっては「金融負債」になる。
 「銀行預金」とは銀行が国民、一般企業から「借りた」お金、すなわち金融負債なのだ。
 銀行は国民からお金を「預かっている」わけではない。「借りている」のである。
  何よりの証拠に、銀行側は預金を保有する国民に対し、定期的に金利を支払い、「預金を返してもらう」 
 ことを望んだ時、きちんと「返済」してくれるだろう。
   (途中略)
 銀行はなぜ、本業を顧みず、国債を買うのか。 銀行の業務は、預金を借り入れることではない。
 お金を誰かに高い金利で貸し出し、金利差を得ることなのだ。
 ちなみに、銀行から政府に貸し出されているお金は「日銀当座預金」であり、銀行預金ではない。
 「安い金利でお金を借り、高い金利でお金を貸す」ことこそが銀行のビジネスモデルの基本なので
ある。
 しかし、現在の日本は深刻なデフレが継続しており、一般企業は設備投資を決断する経営者がいない。また
家計もこの不況下では、住宅ローンなどを率先して組もうとしない。さらに中小零細企業に対しては、銀行側が
不良債権化を恐れてお金を貸さない。
 理由は様々だが、いずれにせよ銀行から民間への「お金の貸付」という流れが細ってしまっている。
 これを「民間の資金需要がない(=お金を借りる理由がない)」と表現する。
 この為、日本の銀行は国債を購入し、政府にお金を貸し付けるという形で金利を稼いでいるのだ。
 日本国債の保有者、すなわち「日本政府にお金を貸している債権者」の過半は国内の金融機関である。
 そして、銀行の「銀行預金」という債務の債権者は日本国民である。
 日本政府の負債の債権者(金の貸し手)は、直接的には銀行などの国内金融機関であり、「最終的な債権者」
は日本国民なのだ。

 日本国民は「莫大な借金を負っている」のではない。むしろ巨額のお金を日本政府に貸し付けている「債権者」
こそが日本国民なのである。

 また、日本国債の所有者の多くが外国人で、金利が世界最低では「なかった」としても日本政府の債務不履行
という「財政破綻」は起き得ない。理由は、日本が独自通貨国で、かつ国債の100%が自国通貨建て(日本円建て)
であるためだ。

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国の借金問題の嘘ー2

2022-05-19 14:34:02 | 日記
国の借金問題の嘘―2
前稿の内容にもかかわらず、財務省は自省の記者クラブ「財政研究会」を通じ、新聞記者に資料を配り
政府の負債を「国の借金」と呼ばせ国民を煽っている。
 これを新聞社の中には「国の借金1,066兆4234億円、国民一人当たり840万円!」と書くところもあり
「日本の赤ちゃんは生まれた瞬間に840万円の借金を負っている」と一面に掲げるところもある。
 これにより、一般国民は財務省の「国の借金を将来に残すんですか。ツケの先送りをするんですか。あなたは悪い人
ですか」というプロパガンダに抵抗できなくなり、増税も止む無しと押し切られてしまう。 

 しかし、上記内容は正真正銘の「ウソ」である。
 政府の負債は「国民の借金」ではない。というよりも政府の負債を「貸している債権者」こそが日本国民である。
 「お金を借りている」のではなく「政府にお金を貸している」のが日本国民である。

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