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今後の模索 4

2019-12-29 15:04:59 | 日記
 今回の話は、一部では10年も前ころからのものだそうですが、対応を早くしないと、日本国民の大多数の人々が貧困化に陥り、
 抜け出せなくなってしまうことになると思われます。(今では日本の広範囲での災害の被災もあり、より貧困化が進んでいるように見える。)
  これも全て、主流経済学者や、財務省の間違った予算の考え方や予算の組み方に起因しています。
 
 MMTの話に入る前に、現状を見てみたいと思います。

 2020年度の予算案が閣議決定され、2019年12月21日に新聞で開示された。
  概要は次の通り
  一般会計 予算  102兆6580億円
       税収   63兆5130億円
      国債発行  32兆5562億円  ・・・・建設国債  7兆1100億円 
                       ・・・・赤字国債 25兆4462億円

  2020年度末の国債発行残高の見込みは、約906兆円とのこと。

  今回は、歳入についてみていくので歳出は、カットします。
 
 以前は、国債発行残額を日本国民総数で割り、一人当たり約800万円前後の借金を負っている。とか日本国民の総預、貯金金額から
 累積赤字国債金額を借り入れているので、残額が減少して、高金利となり財政破綻するとの話がまことしやかに言われていた。

 流石に、今回はこの手の話はなかったものの、「歳出の3割超を借金に頼る状況は変わらず、財政健全化の道は険しい」との表現があった。

 このことは、とりもなおさずいまだに主流派経済学者の考え方や、財務省の「増税」「緊縮財政」「プライマリーバランスの黒字化」等
 間違った財政に関する考え方が骨の髄までしみ込んでいると思われる。 

 日本国民の有権者の大多数が、MMT理論を理解し、これに則り予算の検討やMMT理論を理解して政治、予算を審議する国会議員を、選ばない
 限り今の長期デフレ脱却や、国民のための政治はおぼつかないものと考える。

 尚、MMT理論については、You Tube でたくさん出て説明がされています。
 

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今後の模索 3

2019-12-26 10:57:07 | 日記
 模索の目的は、皆が暮らしやすい方向に進んでいけるようにと思い現状とか、事実とかを記録しているものです。
 今回は、三橋貴明氏の「経済学が引き起こした2つの大罪」から一部を抜粋してみたいと思います。
 2つの大罪とは何か。
 1つ目は、なかなかデフレーションから脱却できないという、まさにいま日本が抱えている問題です。デフレというのは、
 要は国民の貧困化なのですが、「経済学の間違い」によって人々が貧困化しているという現実が、今も目の前にあるのです。
 2つ目は、経済学を思想的バックボーンとする、いわゆるグローバリズムによって規制緩和、構造改革が正当化されてしまう 
 ことです。結果的に各国で自由貿易、規制緩和、そして緊縮財政というグローバリズムの三大政策パッケージが推進されて、
 一部の人は確かに儲かっているが、多くの国民が所得を増やせずに、国内の格差が拡大して、そして社会が不安定化している
 のが現状です。

  著書の結論を上に書きましたので、後は簡単に部分的な抜粋や箇条書き的に記録していきます。

 ・ デフレ脱却の目標は「物価の上昇」ではなく「実質賃金の上昇」でなくては意味がない。
 ・ デフレはモノやサービスの購入つまりは消費や投資という総需要の不足によって起きている。
 ・ プライマリーバランスの黒字化は、間違いである。
   政府の国債発行による投資が規制され、総需要を喚起することができなくなる。
   黒字化の行く就く先は、増税と政府の支出削減(緊縮財政)である。
 ・ 今の日本は、国民所得が実質ベースでどんどん小さくなってきている。みんな貧乏になり貧困化している。
 ・ みんなが貧乏なため、モノやサービスを買わないので益々デフレになる。この悪循環がいつまでたっても終わらない。
 ・ デフレが進行すると、デフレギャップで供給能力が余ってしまう。
   企業はリストラをやる。次には工場を閉鎖してという過程をたどりながら生産を落とすことで、需要とマッチングさせようと
   する。 このようになると、失業者が増える。失業者は消費しないので需要がさらに減る。さらにリストラへと悪循環の
   可能性がある。
    アメリカの世界大恐慌では、供給能力と需要が追いかけっこをしながら、双方が落ちていった。
 〇 公共投資を削るー>土木業、建設業の仕事がなくなるー>関連企業の倒産や廃業、リストラが増えるー>その企業に若手が
   入って来ないー>デフレの継続で公共事業も無いー>人材の縮小ー>30年後ー>我が国で自力で橋を架けられない、高層ビル
   を建てられないということになりかねないー>発展途上国となってしまう。

  次回は、三橋貴明氏の著書で「知識ゼロからわかるMMT入門」を書きたいと思っています。
   デフレ脱却の対応、他が書かれています。
   

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