千寿の碁紀行

小林千寿の世界囲碁普及だより

文化庁へ報告&挨拶

2009-04-03 19:20:17 | 日記
 今日、文化庁に文化交流使を無事終えたご挨拶と報告書を持って伺いました。
 この文化交流使、まだ、このシステムが出来て7-8年。
  まだ、あまり知られていない肩書きのようです。
 自分の選んだ所で活動できるのですが、切符の手続きに始まり、ビザの申請など 自分一人でやらないといけません。
  碁は今、世界で広がってきていますが、各国の受け入れ体制は、まだまだで
 す。それと、この数年は、中国のプロ棋士、元院生、韓国の元院生が大きな都市
 に、1人2人滞在する時代になりました。
  その環境の中で、日本文化としての碁をアピールしていくのは、昔のような方
 法では時代に合わなくなってきています。
  でも、世界の若者達は日本マンガ、日本文化に憧れていてくれる人が沢山いま
 す。35年前から囲碁普及に携わっていますが、今ほど、碁を広めやすい時代は
 ないと思います。  
  碁が単なるゲームとして世界に広まるか、それとも、日本が長年育ててきた  『棋道』が受け入れられるか、碁ならば『勝負どころ』だと思っています。
  今週末はお花見ですね!!!
 
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