<名人戦>森内1勝か羽生奪還か 20日から成田山で第4局
毎日新聞 5月19日(月)20時17分配信
対局を翌日に控え、御護摩修行をする森内俊之名人(右)と羽生善治王位
=千葉県成田市の成田山新勝寺で2014年5月19日午後3時23分、武市公孝撮影 より
森内俊之名人(43)に羽生善治王位(43)が挑戦、羽生の3連勝で迎える第72期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、千葉県成田市後援、成田山新勝寺、ANAクラウンプラザホテル成田協力)第4局は20、21日、同市の成田山新勝寺で行われる。
【名人戦第4局】森内名人「いつかここで名人戦を」 思い出のワケ
両対局者は19日に成田入りし、新勝寺で大護摩参拝の後、宿泊先の同ホテルで開かれた前夜祭に出席。約250人を前に小泉一成成田市長、谷川浩司日本将棋連盟会長、岸田照泰成田山新勝寺寺務長らがあいさつした。
名人戦成田対局は10年ぶりとなる。羽生王位は「由緒ある場所で対局できることは光栄。皆さんに喜んでいただける将棋を指したい」と意気込みを語り、森内名人は「成田には以前親戚が住んでおり、仕事でも何度も訪れている。10年前はこの地から名人4連覇が始まった。全力を尽くしたい」と立て直しを誓った。
4期連続の永世名人資格者同士の対決となった今期は開幕から羽生が3連勝し、4期ぶり通算8期目の返り咲きに王手をかけている。4連覇と通算9期目を目指す森内は苦境にあり、まず1勝して反撃に転じたいところ。
第4局は羽生の先手番。羽生の攻め、森内の受けの構図が続く本シリーズがどう展開するか注目される。
対局は20日午前9時に開始。午後6時半に指しかけとなり、21日に指し継がれる。持ち時間は各9時間。立会は佐藤康光九段、解説は佐々木慎六段、記録は小高悠太郎初段が務める。【山村英樹】
※ジジイのたわごと
私の将棋は、ガキの頃から、勝ったことが無い。なのに、こんな勝負は、何となく気になる。
※本日最後のブログです