戻って参りました…袴田元被告48年ぶり浜松に
読売新聞 5月27日(火)11時53分配信
新幹線で浜松駅に到着した袴田元被告(代表撮影より、27日午後0時33分)
静岡県清水市(現・静岡市清水区)で1966年6月、一家4人が殺害された「袴田事件」で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌元被告(78)が27日、入院していた東京都内の病院から48年ぶりに故郷・浜松市に戻った。
市内での記者会見では「浜松に戻って参りました」と話した。
袴田元被告は、姉の秀子さん(81)らとJR東京駅から新幹線に乗り、午後0時半過ぎにJR浜松駅に到着して支援者の出迎えを受けた。新幹線の車内では「乗り心地はいいね」と話した。
袴田元被告は3月27日の釈放後、長期間の拘置所生活で拘禁症状が出ていたため、都内の病院に入院していた。浜松市内の病院に転院し、退院後は秀子さんと暮らす予定で、同市内にある母親の墓前に再審開始決定を報告するという。
袴田元被告は拘禁症状のため記憶力が落ちているが、秀子さんは「墓参りをし、昔を少しでも思い出してくれれば」と願っている。
秀子さんによると、母・ともさんは、66年11月に始まった1審・静岡地裁の公判をほぼ毎回、傍聴した。秀子さんは「息子を信じていたのだろう」と振り返る。
※ジジイのたわごと
死刑を宣告されてた、袴田元被告が釈放されて、故郷へ戻って来れたとは、本人を始め彼との関係者にとって、最高の喜びであろう。
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