<イノシシ>仲良しでごザル 背中が居場所 茨城・石岡
毎日新聞 5月23日(金)16時22分配信
イノシシの「ちゅら」の背にしがみつくニホンザルの「さん」=茨城県石岡市で
◇石岡・自然動物公園「東筑波ユートピア」
茨城県石岡市吉生の自然動物公園「東筑波ユートピア」で、ニホンザルの「さん」(メス、2歳)がイノシシの「ちゅら」(オス、1歳)の背中にしがみつき、人気を集めている。昨春以来、「ちゅらさん」の名前で売り出しており、同園は来場者数アップに期待を寄せている。
さんは2012年春、生後間もないころ、ほかのメスザルに母ザルから引きはがされてしまい、人の手で育てられた。飼育担当者の牧志郁弥さん(24)は「1匹では寂しい思いをさせる」と育児放棄されたイノシシと一緒に飼育することにした。
さんは自然にイノシシの背中にしがみつくようになり、イノシシもそのままにしているようになった。牧志さんは「イノシシは臆病な性格だが、一緒に暮らすうちに愛着が湧いたのかも」と推測する。
来場者に可愛らしい姿を楽しんでもらおうと、12年夏から園内のショーで公開。最初にさんを背中に乗せていたイノシシが成長したことから、暴れた場合のことも考え、昨春からはちゅらをパートナーにした。ショーを見学した埼玉県春日部市の会社員、西田真さん(40)は「仲むつまじい様子が可愛い」と話していた。【中里顕】
※ジジイのたわごと
猿とイノシシの組み合わせは、初めて見た。大変珍しい光景だと思う。
※次も本日のブログです