身近な自然 Dr.珍(デジカメ自然観察)

 デジカメを通してふれた、身近な自然

ジョウビタキ♀

2005-02-20 14:33:50 | 野鳥
 今日は、かしの木山で冬芽の観察会がありました。観察会が終わった帰りは、鳥見をしながら帰りました。
 畑にいたジョウビタキ、飛び立って近くにきたのですが人の家のベランダ。チョット気がひけたのですが、心の中で「失礼します。」と言ってから撮りました。しかしこんな天気でよかったかもしれません。洗濯物とか干してあったら、完全に怪しい人ですから。

 その他確認した鳥 ハシブトカラス、ツグミ、マガモ、モズ、カルガモ、ヒヨドリ、キジバト、ハクセキレイ、ムクドリ、スズメ、シジュウカラなど

カワラヒワ

2005-02-20 09:07:55 | 野鳥
 今朝も雨が残ってしまったあいにくの天気だったので、近所を鳥見しました。
いきなりカワラヒワの群れを発見。中に一羽大きいのがいたので、双眼鏡で確認すると、シメでした。 
 カワラヒワは、スズメくらいの大きさですが、脇に黄色い模様があるので、よく見ると判別できると思います。あと太い嘴も特徴があります。この嘴で、ヒマワリの種などを割って食べます。タンポポの種も好きなようです。
 飛ぶ時に波状に飛びます。

その他確認した鳥 シメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ツグミ、カルガモ、メジロ、ハシブトカラス、ハシボソカラス、キジバト、ムクドリ、ジョウビタキ、コジュケイ(声)、カワウ(上空)、アオジ、スズメなど。

おりこうさんなヤマちゃん

2005-02-18 21:52:54 | 野鳥
 昨日ルリちゃん撮った場所と同じ所ですが、ヤマガラもいました。独特のオレンジ色なので、他の鳥と見間違える事はまずないでしょう。カラ類の中では一番おりこうさんの様です。そういえばおみくじ引いたりするんですよね。
 
 ヒマワリの種とか落ちていますが、餌付けしているヒトがいるんでしょうか。

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ハクセキレイ

2005-02-18 18:37:29 | 野鳥
 ハクセキレイといえば、河川などの水辺や、田畑で虫を食べているところをよく見かけますが、最近コンビニの駐車場などでもよく見かけます。どうもお客さんが落としたパンとかお菓子のクズみたいなものを食べているようであります。今日は高速道路のサービスエリアであいました。
 結構人を恐れず近くにいるので、チャンスかと思ったのですが、カメラを向けると逃げてしまいます。カメラを向けられると、攻撃される様に感じるのでしょうか。

ウスバフユシャク

2005-02-16 21:07:52 | 昆虫
 この時期に見かける蛾はほとんどフユシャクガの仲間であると思われます。シャクガの幼虫は、いわゆる尺取虫です。
 昆虫は変温動物なのに、何故この寒い中活動できるのか?ハッキリ言ってわかりません。どうしてなんでしょうか?
 何を食べているの?成虫は何も食べていないようです。幼虫時代に蓄えた栄養で活動しているようであります。
 冬に活動するのは、他の昆虫の活動していない冬は、天敵のコウモリなどが、冬眠しているため繁殖しやすかったためでしょうか。

ヒメオドリコソウ

2005-02-16 05:45:52 | 植物
 数日前、八王子方面で街路樹の根元に咲いているオオイヌノフグリを発見。最近高いところばかりながめている通勤路上観察も、足元に注意を払うようになりました。
 
 これは、ヒメオドリコソウでしょうか。まだ寒い日が続くなか、本格的な春は確実に近づいているのを感じます。

巣の跡からわかること

2005-02-14 21:07:15 | その他雑感
 落葉樹の葉が落ちて林の中も見通しのよいこの季節。昨年営巣した鳥の巣あとをよく見かけます。この巣跡も観察してみるといろいろな事がわかると思います。



竹林で見つけたメジロの巣。シュロの皮からとった毛、ビニールの紐も巣材に使われています。



これは、かしの木山野鳥観察会で見せてもらった、シジュウカラの巣箱の中身。巣材は、コケがメインでシュロの毛、仕上げには、犬か猫の毛のようなものが使われていました。しかもこの巣箱は、二回使われた様で、二段になっていました。
 使われなくなった巣の跡は、この時期、昆虫も越冬する場所にもなります。それを狙う、アオゲラが巣箱を訪れたりした痕跡も見ることが出来ます。



 これは、ハシブトカラスの巣跡。巣材の小枝が不足しているためか、針金のハンガーがところどころに使われています。
 この公園の場合、木は多いのですが、手入れが行き届いており、落ち葉や小枝はきれいに片付けられてしまっているため、巣をかける高い木はあっても巣材が不足していたのかもしれません。こうして考えてみると、きれいに整備、管理された公園というものはヒトには快適であっても他の生き物とっては生活しにくい場所なのかもしれません。
 
 このように巣材を分析していくと、近くにはえている植物の状態がわかると同時に、同種のほかの場所の巣と比較することによって、近所で不足している植物であるとか、環境のサインが読み取れるのではないでしょうか。

はやにえ

2005-02-12 16:51:15 | 野鳥
 かしの木山、西斜面のカラタチの木にアカスジキンカメムシの幼虫がいる、と思ったら何か様子がおかしい。よく見るとモズのはやにえになったものでした。

 モズは肉食の鳥で、捕った小動物とか昆虫を木の小枝や有刺鉄線、植物のトゲなどに刺して保存する習性があり、これを『はやにえ』とよんでいます。そして、これを餌の少なくなった冬に食べる様ですが、忘れてしまったのか、いつまでもそのままになっているものもあります。結構次の餌を追いかけているうちに忘れてしまうのかも知れません。
 カメムシ、・・・捕ってはみたものの、結構臭かったのかもしれませんね。